MAX 10外部メモリ・インタフェース・ユーザーガイド

ID 683087
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

5.1.1. UniPHYパラメータ—PHY設定

PHY設定には、General SettingsClocksAdvanced PHY Settingsの3グループのオプションがあります。
表 10.  PHY設定-一般的な設定
パラメータ 説明
スピード・グレード
生成されたタイミング制約およびタイミング・レポートに影響を与える、ターゲットとするFPGAデバイスのスピード・グレードを指定します。
注: MAX 10デバイスの場合、DDR3およびLPDDR2がスピード・グレード –6でのみサポートされており、DDR2はスピード・グレード–6および–7でサポートされています。
Generate PHY only

このオプションをオンにすると、メモリ・コントローラを持たないUniPHYIPコアが生成されます。

このオプションをオンにすると、AFIインタフェースがエクスポートされるので、独自のメモリ・コントローラが簡単に接続できるようになります。

表 11.  PHY設定-クロック
パラメータ 説明
Memory clock frequency

メモリ・デバイスを駆動するクロックの周波数で、小数点以下4桁までの精度を使用します。

ターゲット・メモリ・コンフィギュレーションのサポートされる最大周波数を取得するには、www.altera.comの「External Memory Spec Estimator」ページを参照してください。

Achieved memory clock frequency

外部メモリ・インタフェース(メモリ・クロック)をドライブするためにPLLが生成する実際の周波数です。

PLL reference clock frequency

PLLを供給する入力クロックの周波数で、小数点以下4桁までの精度を使用します。

Rate on Avalon-MM interface

Avalon-MMインタフェース上のデータ・バスの幅です。

MAX® 10Halfレートのみをサポートするため、4×のメモリ・データ幅となります。

Achieved local clock frequency

メモリ・コントローラ(AFIクロック)のローカル・インタフェースをドライブするためにPLLが生成する実際の周波数です。

表 12.  DDR3 SDRAM PHY設定-PHYの高度な設定
パラメータ 説明
Supply voltage

メモリの電源電圧とサブファミリ・タイプです。

このオプションは、DDR3 SDRAMでのみ使用できます。

I/O standard

I/O規格電圧です。

デザインのメモリ規格に応じて、I/O規格を設定します。

Reconfigurable PLL location

UniPHYIPコア・メモリ・インタフェースで使用されるPLLを実行時にリコンフィギュレーションが可能となるように設定する場合、そのPLLの位置を指定する必要があります。

このアサインメントは、指定された側にのみ配置できるPLLを生成します。