インテル® Stratix® 10汎用I/Oユーザーガイド

ID 683518
日付 1/08/2020
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ドキュメント目次

2.4. Intel® Stratix® 10 デバイスにおけるオンチップ I/O 終端

シリアル (RS) 及びパラレル (RT) OCTは、I/O インピーダンス・マッチングと終端機能を提供します。OCT は、信号品質の維持、ボードスペースの節約、外部コンポーネント・コストの削減を実現します。

Intel® Stratix® 10 デバイスは、次の例外を除き、すべてのFPGA I/OバンクでOCTをサポートします。
  • 3 V I/Oは、キャリブレーションなしのOCTのみをサポートします。
  • 3.3 V I/Oは、OCTをサポートしません。
図 9. シングルエンド終端 (RSとRT)次の図は、 Intel® Stratix® 10 デバイスでサポートされるシングルエンド終端方法を表しています。RT1とRT2はダイナミック・パラレル終端であり、デバイスが受信中の場合にのみイネーブルされます。双方向アプリケーションでは、RT1とRT2は、デバイスが受信中のときに自動的にオンになり、デバイスがドライブ中のときはオフになります。


表 9.   Intel® Stratix® 10 デバイスでサポートされる OCT 手法
入力 / 出力 OCT 手法 サポートするI/Oタイプ
LVDS I/O 3 V I/O 3.3 V I/O
出力 キャリブレーションありの RS OCT 有効
キャリブレーションなしの RS OCT 有効 有効
入力 キャリブレーションありの RT OCT 有効
RD OCT (LVDS I/O 規格のみ ) 有効
双方向 ダイナミック RSおよび RT OCT 有効