Eタイル ハードIPユーザーガイド: イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPおよび EタイルCPRI PHYインテルFPGA IP

ID 683468
日付 5/17/2019
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ドキュメント目次

2.7.4.4. 1588 PTP機能付きバリエーション用の外付けTime-of-Day-dayモジュール

イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPコンフィグレーションには1588 PTPモジュールが含まれ、外付けTime-of-Day (TOD) モジュールが必要です。これは、現在時刻の情報を継続的に流すためです。TODモジュールでは、Time-of-Day出力値の更新をクロックサイクルごとに行い、TOD値をV2形式 (96ビット) または64ビットTOD形式、あるいはその両方で提供する必要があります。

IPコアPTPバリエーション用に生成できるデザイン例には、TODモジュールが含まれます。これは、2つの別のTODモジュールとして実装されます。1つはTX MACに接続され、もう1つはRX MACに接続されます。

表 11.  TODモジュールに必要な接続TODモジュールに必要な接続の一覧では、TODモジュールの信号名を使用しています。このモジュールでは、96ビットTODと64ビットTODの両方を提供しています。独自のTODモジュールを作成する場合には出力信号が必要です。これは、イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPに 必要です。ただし、その信号名は、表内のTODモジュールの信号名と異なっている場合があります。IPコアに含まれる信号は、Enable 96b Time of Day FormatおよびEnable 64b Time of Day Formatパラメーターによって異なります。例えば、RX TODモジュールに必要なのは96ビットのTOD出力信号のみです。
TODモジュール信号 イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPデザイン例信号
rst_txmac (入力) この信号を reset_async 入力信号と同じソースからイーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIP に駆動します。
rst_txmac (入力) この信号を reset_async 入力信号と同じソースからイーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIP に駆動します。
tod_txmclk_96b[95:0] (出力) tx_time_of_day_96b_data[95:0] (入力)
tod_txmclk_64b[63:0] (出力) tx_time_of_day_64b_data[63:0] (入力)
tod_rxmclk_96b[95:0] (出力) rx_time_of_day_96b_data[95:0] (入力)
tod_rxmclk_64b[63:0] (出力) rx_time_of_day_64b_data[63:0] (入力)
clk_txmac (入力) clk_txmac (出力)
clk_rxmac (入力) clk_rxmac (出力)