Eタイル ハードIPユーザーガイド: イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPおよび EタイルCPRI PHYインテルFPGA IP

ID 683468
日付 5/17/2019
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3.10.3. RX MIIインターフェイス

表 82.  CPRI PHY RX MIIインターフェイス
ポート名 ドメイン 説明
o_sl_rx_mii_d[n] チャネルあたり64 o_rx_clkout2[n]

RX MIIデータ。データはMIIエンコーディングです。 i_rx_mii_d[7:0] では、IPコアによってイーサネット・リンク上で送信される最初のバイトを保持します。 i_rx_mii_d[0] では、IPコアによってイーサネット・リンクで送信された最初のビットを保持します。

o_sl_rx_mii_c[n] チャネルあたり8 o_rx_clkout2[n] RX MII制御ビット。各ビットは、RX MIIデータ信号の1バイトに対応しています。例えば、 i_rx_mii_c[0]i_rx_mii_d[7:0] に対応し、 i_rx_mii_c[1]i_rx_mii_d[15:8] に対応しています。

ビットの値が1の場合、対応するデータバイトは制御バイトです。ビットの値が0の場合、対応するデータバイトはデータです。

Start of Packetバイト (0xFB) 、End of Packetバイト (0xFD) 、Idleバイト (0x07) 、およびエラーバイト (0xFE) は制御バイトですが、プリアンブル・バイト、Start of Frame (SFD) バイト (0xD5) 、CRCバイト、およびペイロードバイトはデータバイトです。

図 70. RX MIIインターフェイスを使用したデータ受信

上の図で示しているのは、パケットをRX MIIインターフェイスから読み出す方法です。

  • パケットはMIIエンコードされています。
    • i_rx_mii_d 内の各バイトには、対応するビットが o_rx_mii_c 内にあり、そのバイトが制御バイトかデータバイトかが示されます。例えば、 o_rx_mii_c[2] は、 o_rx_mii_d[23:16] の制御ビットです。
  • RX Mllインターフェイスのバイトオーダーの流れは、右から左です。インターフェイスから送信される最初のバイトは i_rx_mii_d[7:0] です。
  • コアが受信する最初のビットは o_rx_mii_d[0] です。