Eタイル ハードIPユーザーガイド: イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPおよび EタイルCPRI PHYインテルFPGA IP

ID 683468
日付 5/17/2019
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ドキュメント目次

2.12.2.25. Configuration for RX PCS

オフセット : 0x360

Configuration for RX PCSフィールド

この表のリセット値は、リセット完了後のレジスター値を表しています。
ビット パラメーター名 説明 アクセス リセット
20 use_hi_ber_monitor Hi-BERモニターのイネーブル

0 : Hi-BERモニターをオフにします。

1 : Hi-BERモニターをオンにします。
  • Hi-BERモニターをオンにします。Hi-BERモニターは、デフォルトでオンになっています。これは、標準のコンプライアンスに使用されるためです。
  • Hi-BERは、オートネゴシエーションをサポートするために必要であり、通常、不十分なリンク状態を報告するために使用されます。
  • Hi-BERモニターがオンの場合、Hi-BER状態が検出されると、PCSによって着信データがLocal Faultブロックに置き換えられます。
  • Hi-BERモニターをディスエーブルするのは、RXデータのモニターが、Hi-BER状態中に必要な場合です。
  • 電源投入時、このレジスターはデフォルト値の0になります。
  • i_csr_rst_n がアサートされた後、レジスターは、 hi_ber_monitor モジュール・パラメーターで指定された値に設定されます。
RW 0x0
19:14 rx_pcs_max_skew RX PCSデスキューロジックで許容される最大スキューの設定
  • このパラメーターは、デフォルトでRX PCSデスキューの最大安全制限に設定されます。これは、イーサネット標準で必要とされる値よりも高い値です。
  • 最大スキューは、テスト用に下げることができます。
  • 最大スキューをデフォルトより上にするのは危険な場合があります。これは、リミットまでのマージンの一部を使用して、内部PCSロジックの動作による動的に変化する誘導スキューが吸収されるからです。
  • 電源投入後、このレジスターはデフォルト値の6'h3Fになります。
  • i_csr_rst_n がアサートされると、このレジスターは、 rx_pcs_max_skew モジュール・パラメーターで指定された値に設定されます。
RW 0x3F
13:0 am_interval 仮想レーンごとのアラインメント・マーカーの予想間隔
  • このレジスターが使用されるのは、マルチレーンRXアラインメントの場合のみです。RS-FECがアクティブな場合やシングル・レーン・チャネルには使用されません。
  • 間隔はデフォルト設定で、アラインメント・マーカー・ブロック間の仮想レーンごとの有効ブロックの数になっています。これは、イーサネット標準で必要とされる数です。
  • 100Gリンクの場合、RXアラインメント間隔はTXアラインメント周期/5です。
  • アラインメント間隔は、 (特にシミュレーションでは) リンクに必要な時間に短縮できますが、重要なのは、リンクの両側に互換性のあるAM間隔があることです。
  • RXデータパスのリセットが必要です。 i_signal_ok 、またはRX PCSリセットを使用して、このレジスターを変更した後に行ってください。
  • 電源投入時に、このレジスターは14'h3FFFに設定されます。
  • i_csr_rst_n の後、モジュール・パラメーター sim_mode がイネーブルの場合、このパラメーターは選択したレートに適したsimモード値に設定されます。
  • i_csr_rst_n の後、モジュール・パラメーター sim_mode がイネーブルの場合、このパラメーターは選択したレートに適したミッションモード値に設定されます。
RW 0x3FFF