Eタイル ハードIPユーザーガイド: イーサネット インテルFPGA IP向けEタイル ハードIPおよび EタイルCPRI PHYインテルFPGA IP

ID 683468
日付 5/17/2019
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3.10.1. クロック信号

各CPRI PHYチャネルには独自のデータパスクロックのペアがあり、各トランシーバーには独自のリファレンス・クロックがあります。
表 78.  CPRI PHYクロック入力信号
信号名 幅 (ビット) I/O方向 説明
i_sl_clk_tx[n] 1 入力 シングルレーン送信データパスクロック。このクロックによってCPRI PHYチャネルの内部TXデータパスを駆動します。各CPRI PHYチャネルには、独自のクロック入力があります。

デフォルトの周波数値は402.8320 MHzです。

i_sl_clk_rx[n] 1 入力 シングルレーン送信データパスクロック。このクロックによってCPRI PHYチャネルの内部RXデータパスを駆動します。各CPRI PHYチャネルには、独自のクロック入力があります。

デフォルトの周波数値は402.8320 MHzです。

i_clk_ref 5 入力 各チャネルのトランシーバー・リファレンス・クロック。

リファレンス・クロック5つをサポートする入力マルチプレクサ。デフォルトのクロックはインデックス0です。特定のチャネルに対して一度に選択できるクロックは1つだけです。クロックの切り替えは、トランシーバー・リコンフィグレーション・インターフェイスを介して行います。

184.32 MHzのリファレンス・クロックを使用して、高速シリアルクロックおよびデータパス・パラレル・クロックを生成します。

i_aib_clk 1 入力 アプリケーション・インターフェイス・ブロック (AIB) のクロック。このクロックによってすべてのチャネルでAIBインターフェイスを駆動します。

デフォルトの周波数値は402.8320 MHzです。

i_aib_x2_clk 1 入力 外部ソースからのAIBの2倍周波数クロック。このクロックによってもまた、すべてのチャネルでAIBインターフェイスを駆動します。

デフォルトの周波数値は805.6640 MHzです。

i_reconfig_clk 1 入力 リコンフィグレーション・クロック。

すべてのAvalon-MMインターフェイスでのCSRアクセスに対する100 MHzの周波数です。

i_sampling_clk 1 入力 確定的レイテンシー・ロジックのサンプリング・クロック。

デフォルトの周波数値は250 MHzです。

表 79.  クロックソース信号CPRIコアのクロックソースポートを一覧表示します。コアによって、ローカルで生成されたPLLクロックとリカバリークロックが提供されます。このクロックは、データパスに使用できます。
信号名 幅 (ビット) I/O方向 説明
o_tx_clkout[n] 1 出力 ラインレート/64で実行されるパラレルTXクロック。
o_tx_clkout2[n] 1 出力 ラインレート/66で実行されるパラレルTXクロック。

このクロックによって、CPRI PHYチャネルのアクティブなTXおよびRX MIIインターフェイスを駆動します。

o_rx_clkout[n] 1 出力 ラインレート/64で実行されるパラレルRXリカバリークロック。
o_rx_clkout2[n] 1 出力 ラインレート/66で実行されるパラレルRXリカバリークロック。
表 80.  クロックステータス信号CPRIコアのクロック・ステータス・ポートを一覧表示します。このポートを使用して、コアからのクロックソースを使用する回路をリセット状態に保持します。保持は、クロックを駆動するPLLがロックされるまで続けます。
信号名 I/O方向 説明
o_tx_pll_locked[n] 1 出力 コアからのTX PLL駆動クロック信号がロックされていることを示します。

インテル® では、o_tx_clkout または o_tx_clkout2クロックは、 o_cdr_lock クロックがHighになるまで使用しないことをお勧めします。

o_cdr_lock[n] 1 出力 リカバリークロックがデータにロックされていることを示します。

インテル® では、o_rx_clkout または o_rx_clkout2クロックは、 o_cdr_lock クロックがHighになるまで使用しないことをお勧めします。