High Bandwidth Memory (HBM2) Interface Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683189
日付 10/05/2020
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ドキュメント目次

5.2. ModelSim* およびQuesta* によるHigh Bandwidth Memory (HBM2) Interface Intel FPGA IPのシミュレーション

  1. ModelSimシミュレーターを起動します。
  2. File > Change Directoryを選択し、 project_directory/sim/ed_sim/sim/mentorに移動します。
  3. Transcriptウィンドウが表示されていることを確認します。表示されていない場合は、View > Transcriptを選択して表示します。
  4. Transcriptウィンドウで、ModelSimツール画面の下部にあるsource msim_setup.tclを実行します。
  5. Tclスクリプトの実行が終了したら、ld_debugTranscriptウィンドウで実行します。このコマンドでは、デザインファイルをコンパイルし、トップレベル・デザインをエラボレートします。
  6. ld_debug の実行が終了したら、Objectsウィンドウが表示されます。Objectsウィンドウでシミュレートする信号を選択します。これには、右クリックして、コンテキスト・メニューからAdd Waveを選択します。
    例えば、HBM2インターフェイス信号を表示する場合は、モジュール mem0_0Instanceウィンドウで選択します。 mem0_0 を選択した状態で、Objectsウィンドウに移動して、表示する信号を選択します。Objectsウィンドウが表示されていない場合は、View > Objectsを選択すると表示されます。
  7. HBM2シミュレーションを実行するには、run -all と入力します。
    シミュレーションが表示されていない場合は、View > Waveを選択します。Waveウィンドウを開いた状態で、File > Save Formatを選択します。OKをクリックして、選択した波形を wave.do ファイル内にキャプチャします。波形を表示するには、do wave.do と入力してから、run-all と入力します 。
    デザインまたは wave.do に変更を加えた場合は、必ずこの手順のステップ7を繰り返してください。あるいは、指示をスクリプトにまとめて、そのスクリプトを実行します。次の例で示している run.do スクリプトには、必要なコマンドが含まれています。
    if {[file exists msim_setup.tcl]} { source msim_setup.tcl ld_debug do wave.do run -all } else { error "The msim_setup.tcl script does not exist. Please generate the example design RTL and simulation scripts. See ../../README.txt for help." } 
    run.do スクリプトを im_setup.tcl ファイルと同じディレクトリーに保存します。do run.do と入力して、このスクリプトをTranscriptウィンドウから実行します。
  8. シミュレーションが完了すると、Transcriptウィンドウに効率データやその他の有用な情報が表示されます。