High Bandwidth Memory (HBM2) Interface Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683189
日付 10/05/2020
Public
ドキュメント目次

2.4. インテル® Stratix® 10 HBM2コントローラーの機能

インテル® Stratix® 10 FPGAでは、次のコントローラー機能を提供しています。
  • ユーザー・アプリケーションとHBMCの通信にAXI4 Protocolを使用します。
  • HBM2 Pseudo Channelごとに1つのAXI4インターフェイスがあります。各HBM2インターフェイスでは、16個のPseudo Channelに対して最大で16個のAXI4インターフェイスをサポートします。オプションとして Avalon® インターフェイスが、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアにより各Pseudo Channelに対してサポートされています。
  • ユーザー・インターフェイスの動作は、HBM2インターフェイス周波数よりも低い周波数で可能です。サポートされる最大HBM2インターフェイス周波数は、FPGAデバイスのスピードグレードによって異なります。コアクロックの最小周波数は、HBM2インターフェイス周波数の4分の1です。
  • 各AXIインターフェイスでは、256ビットのWrite Dataインターフェイスおよび256ビットのRead Dataインターフェイスをサポートします。
  • コントローラーの32Bおよび64Bアクセス粒度では、バースト長4 (BL 4) および擬似BL 8 (2つの連続BL4) をサポートします。
  • コントローラーでは、アウトオブオーダー・コマンド・スケジューリングおよび読み出しデータの並べ替えを提供します。
  • コントローラーでは、ユーザーが開始するRefreshコマンドと、HBM2チャネル・ステータス・レジスターへのアクセスをサイドバンドのAdvanced Peripheral Bus (APB) インターフェイスを介してサポートします。
  • コントローラーでは、データマスクまたはエラー訂正コード (ECC) をサポートします。データマスクまたはECCを使用しない場合、これらのビットは追加のデータビットとして使用できます。