High Bandwidth Memory (HBM2) Interface Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683189
日付 10/05/2020
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ドキュメント目次

6.5.4. ECC Errorステータス

ECC機能で使用されるさまざまなレジスターのステータスを読み出すには、APBインターフェイスを使用します。

ECCレジスターでは、次の情報とPseudo Channel 0およびPseudo Channel 1に対応するAPBアドレスを提供します。

  • シングルビット・エラー (SBE) カウンター
  • ダブルビット・エラー (DBE) カウンター
  • 最初のシングルビット・エラーの論理アドレス (AXIアドレス)
  • 最初のダブルビット・エラーの論理アドレス (AXIアドレス)
  • 最初のシングルビット・エラーの読み出しトランザクションID (AXI)
  • 最初のダブルビット・エラーの読み出しトランザクションID (AXI)
  • Read Data Parityエラーカウンター

ECCレジスターの値の読み出しは、HBM2コントローラーからのPRREADY出力のアサート時に行われます。HBM2コントローラーがRESETすると、このレジスター値はゼロにリセットされます。

表 37.  ECCレジスター
Address 読み出しデータビット位置 説明

16’h0120 – PC0

16’h0220 – PC1

[7:0]

Single-Bit-Error Counterです。カウンターは、最大値に達してもオーバーフローしません。

0を書き込んでカウンターをクリアします。カウンターをクリアしても、この有効ビットはクリアされません。逆も同様です。個別の書き込みコマンドを有効なカウンターに発行して、両方のレジスターをクリアしてください。

[15:8] 予約済み。

16’h0122 – PC0

16’h0222 – PC1

[7:0]

Double-Bit-Error Counterです。カウンターは、最大値に達してもオーバーフローしません。

0を書き込んでカウンターをクリアします。カウンターをクリアしても、この有効ビットはクリアされません。逆も同様です。個別の書き込みコマンドを有効なカウンターに発行して、両方のレジスターをクリアしてください。

[15:8] 予約済み。

16’h0124 – PC0

16’h0224 – PC1

[15:0] 最初のSBE論理アドレス (下位)です。これは、最初のシングルビット・エラーの論理アドレスです。AXI アドレスバスの下位16ビットに対応しています。

16’h0126 – PC0

16’h0226 – PC1

[15:0] 最初のSBE論理アドレス (上位) です。これは、最初のシングルビット・エラーの論理アドレスです。AXIアドレスバスの上位16ビットに対応します。4GBコンフィグレーションの上位4ビットと8GBコンフィグレーションの上位3ビットは、ゼロでパディングされます。

16’h0128 – PC0

16’h0228 - PC1

[15:0] 最初のDBE論理アドレス (下位)です。これは、最初のダブルビット・エラーの論理アドレスです。AXIアドレスバスの下位16ビットに対応しています。

16’h012A – PC0

16’h022A – PC1

[15:0] 最初のDBE論理アドレス (上位) です。これは、最初のダブルビット・エラーの論理アドレスです。AXIアドレスバスの上位16ビットに対応します。4GBコンフィグレーションの上位4ビットと8GBコンフィグレーションの上位3ビットは、ゼロでパディングされます。

16’h012C – PC0

16’h022C – PC1

[8:0] 最初のシングルビット・エラーのRead Transaction IDです。
[15:9] 予約済み。

16’h012E – PC0

16’h022E – PC1

[8:0] 最初のダブルビット・エラーのRead Transaction IDです。
[15:9] 予約済み。

16’h0130 – PC0

16’h0230 – PC1

[7:0]

Read Data Parity Error Countです。カウンターは、最大値に達してもオーバーフローしません。

0を書き込んでカウンターをクリアします。カウンターをクリアしても、この有効ビットはクリアされません。逆も同様です。個別の書き込みコマンドを有効なカウンターに発行して、両方のレジスターをクリアしてください。

[15:8] 予約済み。