High Bandwidth Memory (HBM2) Interface Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683189
日付 10/05/2020
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6.2.7. サイドバンドAPBインターフェイス

サイドバンドAPBインターフェイスにより、ユーザーロジックでのリフレッシュ・コマンドの発行や、コントローラー・ステータス信号に対するアクセスの提供が可能になります。各HBM2チャネルには1つのAPBインターフェイスがあります。
表 26.  APBインターフェイス信号
ポート名 入力/出力 説明
ur_paddr 16 入力 APBアドレスバスです。APBアドレスバスを使用してMMRレジスタースペースにアクセスし、特定のユーザー要求コマンドを発行できます。
ur_psel 1 入力 Selectです。ユーザー・インターフェイスでは、この信号を生成し、チャネルAPBインターフェイスが選択されていることとデータ転送が必要であることを示します。各HBM2チャネルAPBインターフェイスにはPSEL信号があり、この信号はHIGHに固定できます。
ur_penable 1 入力 Enableです。この信号ではAPB転送の開始を示します。
ur_pwrite 1 入力 Write/Read Accessです。この信号がHIGHの場合、APB書き込みアクセスを示します。この信号がLOWの場合、APB読み出しアクセスを示します。
ur_pwdata 16 入力 Write Dataです。この信号が、書き込みサイクル中にユーザーロジックによって駆動されるのは、PWRITEがHIGHのときです。
ur_pstrb 2 入力 Write Strobe (Byte Enable) です。この信号では、書き込み転送中に更新するバイトレーンを示します。1つの書き込みストローブが書き込みデータバスの8ビットごとにあります。HBM2コントローラーへの書き込み転送では、バイトイネーブルをアクティブにする必要があります。したがって、2'b11に駆動させてください。書き込みストローブは、読み出し転送中はアクティブにしないでください。
ur_prready 1 出力 Readyです。この信号では、読み出しまたは書き込みトランザクションの完了を示します。
ur_prdata 16 出力 Read Dataです。読み出しデータバスでは、有用なHBM2コントローラー情報およびステータス信号を提供します。