インテルのみ表示可能 — GUID: qqc1551901789348
Ixiasoft
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19. インテル® Agilex™ 7 FPGA & SoCにおけるSEUエラー検出および訂正
CRAMを保護するために、統合ECCを備えたパリティーチェッカー回路が連続的に動作し、シングルビットまたはダブルビット・エラーを自動訂正し、高次のマルチビット・エラーを検出します。CRAMアレイの最適化された物理レイアウトにより、ほとんどのマルチビット・アップセットが独立したシングルビットまたはダブルビット・エラーとして表示されます。そのため、CRAM ECC回路によってこうしたエラーが自動訂正されます。
ユーザーメモリーにはECC回路も統合されています。また、エラーの検出および訂正のためにレイアウトも最適化されています。
完全なSEU緩和ソリューションを提供するために、ソフトIPと インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでは、SEUエラー検出および訂正ハードウェアをサポートします。次のコンポーネントによって完全なソリューションが構成されています。
- CRAMおよびM20Kユーザー・メモリー・ブロックのハードエラー検出および訂正
- メモリーセルの物理レイアウトを最適化し、SEUの発生確率を最小化
- 感度処理ソフトIPにより、使用ビットまたは未使用ビットへのCRAMアップセットの影響の有無を報告
- インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのサポート付きフォールト・インジェクション・ソフトIPステートによるテスト用RAMビットの変更
- インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアの階層タグ付け機能
- SDMおよびクリティカルなオンチップのステートマシン用のトリプルモジュラー冗長性 (TMR)
さらに、 インテル® Agilex™ 7 FPGA & SoCは、FinFETベースの インテル® 10nm SuperFinまたはIntel® 7 テクノロジーをベースにビルドされています。FinFETトランジスターは、従来のプレーナ型トランジスターと比較して、SEUの影響を受けにくくなっています。