デバイス固有の電源供給ネットワーク (PDN) ツール2.0 ユーザーガイド

ID 683293
日付 12/15/2017
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ドキュメント目次

1.2.2.1.6. BGA Via セクション

BGA Via テーブルには、ビア当たりのL とR の値が表示されます。ツールをCalculateCustomDefault、またはIgnore に設定することができます。各レールグループが異なる設定を持つことができる、完全にカスタマイズされたワークフローのために、BGA Via セクションの実効R 値とL 値の合計をシステムに合わせて設定してください。

BGA Via テーブルをCalculate またはIgnore に設定すると、System_Decap タブはすべてのレールグループに対して同じグローバル設定を使用します。

BGA Via テーブルをDefault に設定すると、PDN ツールはCalculate オプションと同様にR とL の値を計算しますが、レギュレーター・グループに接続されているレールに基づいて、電源/グラウンド・ビア・ペアの数も計算します。ツールでレイヤーの数を入力することができます。このレイヤー数はFull Stackup のターゲットレイヤーと一致する必要があります。次に、レイヤー数に対してBGA ビアR およびL が計算されます。
図 8. レイヤー数を設定する