インテル® Stratix® 10デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683738
日付 6/30/2020
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ドキュメント目次

シミュレーション

表 74.  シミュレーションのチェックリスト
番号 チェック欄 チェック項目
1   シミュレーション・ツールを指定し、サポートされている正しいバージョンとシミュレーション・モデルを使用します。

インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでは、RTLとゲートレベルの両方の機能シミュレーションをサポートしています。機能シミュレーションをデザインフローの初めに実行して、各デザインブロックのデザイン機能またはロジック動作を確認します。デザインのフルコンパイルは必要ありません。タイミング情報を含まない機能シミュレーション・ネットリストを生成します。

インテルでは、 ModelSim* - Intel® FPGA Standard Edition、およびより高パフォーマンスの ModelSim* - Intel® FPGA Editionを提供しています。これにより、高度なテストベンチ機能やその他の機能を活用することができます。加えて インテル® Quartus® Prime EDA Netlist Writerでは、タイミング・ネットリスト・ファイルを生成し、他のサードパーティーのシミュレーション・ツール ( Synopsys* VCS、Cadence NC-Sim、Aldec Active-HDLなど) をサポートします。シミュレーション・ツールの指定をSettingsダイアログボックスのEDA Tools Settingsページで行い、適切な出力シミュレーション・ネットリストを生成します。

サードパーティーのシミュレーション・ツールを使用する場合は、そのソフトウェアのバージョンは、お使いの インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェア・バージョンでサポートされているものを使用してください。 インテル® Quartus® Prime Software Release Notesで一覧表示している各シミュレーション・ツールのバージョンは、その特定バージョンの インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアで公式サポートされています。モデル・ライブラリーは、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェア付属のものを使用してください。ライブラリーがバージョン間で変更された場合、シミュレーション・ネットリストとの不一致が発生する可能性があるためです。テストベンチを作成するには、Processingメニューの Startにカーソルを合わせ、Start Test Bench Template Writerをクリックします。