インテルのみ表示可能 — GUID: mcn1464168479122
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デバイスのパワーアップ
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
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1 | パワーアップ用デザインボード : すべての Intel® Stratix® 10 GPIOピンがトライステートにあるのは、デバイスがコンフィグレーションされて、コンフィグレーション・ピンが駆動されるまでです。トランシーバー・ピンが高インピーダンスになるのは、デバイス・ペリフェラルがプログラムされる前までです。ペリフェラルがプログラムされると、終端およびVcm の設定は、トランシーバーのキャリブレーション完了直後に行われます。 | |
2 | 電圧電源ランプがモノトニックになるようにデザインします。 | |
3 | POR時間を設定して電源を安定させます。 | |
4 | 電源シーケンシングおよび電圧レギュレーターのデザインでは、最大限のデバイス信頼性を図ります。GNDのボード間接続を電源接続前に行います。 |
パワー・オン・リセット (POR) 電源の最小電流要件は、デバイスのパワーアップ中は使用可能にしてください。
Intel® Stratix® 10デバイスのPower-On Reset Circuitryによって、デバイスのリセット状態を電源出力が推奨動作範囲になるまで保ちます。デバイスでは、最大電源ランプ時間内で推奨動作範囲に達する必要があります。ランプ時間が満たされないと、デバイスのI/Oピンおよびプログラミング・レジスターはトライステートのままであり、デバイス・コンフィグレーションは失敗します。 Intel® Stratix® 10デバイスでPORを終了するには、揮発性キーを使用しない場合でもVCCBAT 電源への電力供給が必要です。
Intel® Stratix® 10デバイスのピン選択可能オプション (MSEL) では、標準POR時間の選択が4 msまたは100 msで設定可能です。いずれの場合でも、POR時間の延長には外部コンポーネントを使用し、nSTATUS ピンをLowにアサートして行います。POR時間の延長は、ボードで最大電力ランプ時間の仕様が満たされない場合に行い、デバイスが正しくコンフィグレーションされ、ユーザーモードに入るようにします。
Intel® Stratix® 10デバイスには、パワーアップ・シーケンシングおよびパワーダウン・シーケンシングの要件があります。各レールのパワーアップ・タイミングとパワーダウン・タイミングを考慮して、電源シーケンシングの要件を満たす必要があります。
インテルでは、GNDをI/Oバッファーデザインのリファレンスとして使用します。ボード間のGND接続を電源接続前にすることで、ボードのGNDが、ボード上の他のコンポーネントを介した電源へのパスを通って誤ってプルアップされることを防ぎます。これを行わないと、プルアップGNDによって、仕様から外れたI/O電圧や電流の状態がインテルデバイスで発生することがあります。