インテル® Stratix® 10 CvP (プロトコル経由コンフィグレーション) 実装 ユーザーガイド

ID 683704
日付 11/29/2018
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ドキュメント目次

6.2.6. Base Revision SOFファイルを使用したFPGAのプログラミング

CvP更新モードの場合、FPGAのプログラミングにはベースリビジョンの .sof ファイルを使用してください。プログラミングが完了すると、FPGAはユーザーモードに入ります。
始める前に:
  • インテル® FPGA ダウンロード・ケーブル IIをPCのUSBポートと インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットのUSBポートの間に接続します。
  • altera_cvp ドライバーをDUT PCシステムにインストールしてください。オープンソースのLinux CvPドライバーをCvP Driverからダウンロードします。
    注: インテル® 提供のLinuxドライバーはプロダクション・ドライバーではありません。
  • インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットのMSELスイッチをCvP更新操作のためのJTAGモードに設定します。

次の手順を実行してCvP更新機能のプログラミングおよびテストを行います。

  1. インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットをDUT PCのPCI Expressスロットに接続し、電源を入れます。開発キットに含まれているATX電源を使用することをお勧めします。
  2. インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアを開き、Tools > Programmerをクリックします 。
  3. Auto Detectをクリックし、 インテル® FPGA ダウンロード・ケーブル IIによって インテル® Stratix® 10 FPGAが認識されていることを確認します。
  4. 次の手順に従って、ベースリビジョンの .sof ファイルをプログラムします。
    1. Stratix 10デバイスを選択してから、File列のNoneを右クリックしてChange Fileを選択します。
    2. ベース・リビジョンから生成された *.sof ファイルに移動して、Openをクリックします。
    3. Program/Configure列でデバイス、例えば1SG280LU3S1を選択します。
    4. Startをクリックします。デバイスの設定が完了すると、プログレスバーは100%に達します。デバイスはフル・コンフィグレーションされ、動作中になります。
    5. .sof ファイルのプログラム後、ソフトリセットをPC上で実行してください。
    6. PCでソフトリブートが完了したら、次のコマンドを端末ウィンドウに入力し、PCIeリンクが起動されて実行中であることを確認します。 lspci -vvvd1172
    7. この時点で、FPGAはDUT PCへの機能的なPCIeリンクでユーザーモードに入り、 altera_cvp ドライバーを使用してCvP更新を実行する準備が整います。
    8. 次の手順に従って core.rbf をプログラムします。
    9. 端末ウィンドウに lspci -vvvd1172 と入力して、アクティブなPCIeリンクがあることを確認します。
    10. 更新されたリビジョンから生成された core.rbf をプログラムするには、次のコマンドを入力します。 cp <new core.rbf file> /dev/altera_cvp