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6.2.6. Base Revision SOFファイルを使用したFPGAのプログラミング
CvP更新モードの場合、FPGAのプログラミングにはベースリビジョンの .sof ファイルを使用してください。プログラミングが完了すると、FPGAはユーザーモードに入ります。
始める前に:
- インテル® FPGA ダウンロード・ケーブル IIをPCのUSBポートと インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットのUSBポートの間に接続します。
- altera_cvp ドライバーをDUT PCシステムにインストールしてください。オープンソースのLinux CvPドライバーをCvP Driverからダウンロードします。
注: インテル® 提供のLinuxドライバーはプロダクション・ドライバーではありません。
- インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットのMSELスイッチをCvP更新操作のためのJTAGモードに設定します。
次の手順を実行してCvP更新機能のプログラミングおよびテストを行います。
- インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットをDUT PCのPCI Expressスロットに接続し、電源を入れます。開発キットに含まれているATX電源を使用することをお勧めします。
- インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアを開き、Tools > Programmerをクリックします 。
- Auto Detectをクリックし、 インテル® FPGA ダウンロード・ケーブル IIによって インテル® Stratix® 10 FPGAが認識されていることを確認します。
- 次の手順に従って、ベースリビジョンの .sof ファイルをプログラムします。
- Stratix 10デバイスを選択してから、File列のNoneを右クリックしてChange Fileを選択します。
- ベース・リビジョンから生成された *.sof ファイルに移動して、Openをクリックします。
- Program/Configure列でデバイス、例えば1SG280LU3S1を選択します。
- Startをクリックします。デバイスの設定が完了すると、プログレスバーは100%に達します。デバイスはフル・コンフィグレーションされ、動作中になります。
- .sof ファイルのプログラム後、ソフトリセットをPC上で実行してください。
- PCでソフトリブートが完了したら、次のコマンドを端末ウィンドウに入力し、PCIeリンクが起動されて実行中であることを確認します。 lspci -vvvd1172
- この時点で、FPGAはDUT PCへの機能的なPCIeリンクでユーザーモードに入り、 altera_cvp ドライバーを使用してCvP更新を実行する準備が整います。
- 次の手順に従って core.rbf をプログラムします。
- 端末ウィンドウに lspci -vvvd1172 と入力して、アクティブなPCIeリンクがあることを確認します。
- 更新されたリビジョンから生成された core.rbf をプログラムするには、次のコマンドを入力します。 cp <new core.rbf file> /dev/altera_cvp