インテル® Stratix® 10 CvP (プロトコル経由コンフィグレーション) 実装 ユーザーガイド

ID 683704
日付 11/29/2018
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ドキュメント目次

6.1.5.3. CvPイメージのプログラミング

ペリフェラル・イメージ (.periph.jic) をASコンフィグレーション・デバイスにプログラムしてから、コアイメージ (.core.rbf) のダウンロードをPCIeリンクを使用して行ってください。アクティブシリアルx4(Fastモード)を使用して、 .periph.jic をロードします。ロード先は、CvP初期化が有効になっているユーザー選択の インテル® Stratix® 10デバイスです。

ペリフェラル・イメージのロード後、 インテル® Stratix® 10がトリガーされ、ASからリコンフィグレーションしてペリフェラル・イメージをロードします。リンクは、予想されるデータレートとリンク幅に達するはずです。PCIeリンクステータスを確認するためにRW Utilitiesを使用します。次の手順に従ってCvP機能のプログラムおよびテストを行います。

  1. インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットをDUT PCのPCI Expressスロットに接続し、電源を入れます。開発キットに含まれているATX電源を使用することをお勧めします。
  2. インテル® Quartus® Prime ToolsメニューからProgrammerを選択します。
  3. Auto Detect をクリックして、 インテル® FPGA ダウンロード・ケーブルによって インテル® Stratix® 10 FPGAが認識されていることを確認します。
  4. 次の手順に従ってペリフェラル・イメージをプログラムします。
    1. Stratix 10デバイスを選択してから、File列のNoneを右クリックしてChange Fileを選択します。
    2. .periph.jic ファイルに移動し、Openをクリックします。
    3. Program/Configure列でそれぞれのデバイスを選択します。例えば、1SG280LU3S1EPCQL1024です。
    4. Startをクリックしてペリフェラル・イメージをEPCQL1024フラッシュにプログラムします。
    図 12. ペリフェラル・イメージのプログラミング用指定オプションの図解
  5. .periic.jic のプログラム後、FPGAの電源を入れ直して、新しいペリフェラル・イメージをオンボードフラッシュからFPGAにロードできるようにします。DUT PCによる新しいイメージリンクの再列挙を強制するには、DUT PCおよび インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットの電源を入れ直します。
  6. RWユーティリティーまたは他のシステム・ソフトウェア・ドライバーを使用してリンクステータスを確認します。予想リンク速度と幅も確認できます。
  7. 次の手順に従ってコアイメージをプログラムします。
    1. .core.rbf ファイルを作業ディレクトリーにコピーします。
    2. Linuxでコンソールを開きます。ディレクトリーを上記と同じ、ファイルのコピー先に変更します。
    3. コアイメージをプログラムするために、次のコマンドを入力します。 cp *.core.rbf /dev/altera_cvp
  8. コアイメージが インテル® Stratix® 10 FPGA開発キットで実行されていることが確認できます。もしくは、 dmesg を使用してカーネルメッセージを印刷し、CvPが正常に完了したことを確認します。