インテル® Stratix® 10 CvP (プロトコル経由コンフィグレーション) 実装 ユーザーガイド

ID 683704
日付 11/29/2018
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ドキュメント目次

2.2.1. CvP初期化モード

このモードでは、外部コンフィグレーション・デバイスでペリフェラル・イメージを保存し、そのイメージのFPGAへのロードには、アクティブシリアルx4(Fastモード)コンフィグレーション手法を使用します。ホストメモリーではコアイメージを保存し、そのイメージは、 PCIe* リンクを介してFPGAにロードされます。

ペリフェラル・イメージのコンフィグレーションが完了すると、 CONF_DONE 信号がHighになり、FPGAによって PCIe* リンク・トレーニングが開始されます。 PCIe* リンク・トレーニングが完了すると、 PCIe* リンクはL0状態に移行し、次にホストで PCIe* リンクの列挙が完了できるようにします。その後 PCIe* ホストでは、 PCIe* リンクを介したコアイメージのコンフィグレーションを開始します。 PCIe* REFCLKは、ペリフェラル・イメージの送信前に実行してください。

コアイメージのコンフィグレーションが完了すると、 CvP_CONFDONE ピン(有効になっている場合)がHighになり、FPGAが完全にコンフィグレーションされたことを示します。

FPGAが完全にコンフィグレーションされると、FPGAはユーザーモードに入ります。 INIT_DONE 信号が有効な場合、 INIT_DONE 信号がHighになるのは、初期化が完了し、FPGAがユーザーモードに入った後です。

ユーザーモードの場合、 PCIe* リンクは一般的な PCIe* アプリケーションで利用可能です。