Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
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ドキュメント目次

6.7. Avalon® ストリーミング・フロー制御信号

表 43.   Avalon® ストリーミング・フロー制御信号
信号 動作モード 入力/出力 説明
avalon_st_pause_data[] すべて 入力 2

この信号は、レジスタービット tx_pauseframe_enable[2:1] が両方ともデフォルト値0に設定されている場合に有効になります。

この信号を次の値に設定して、対応するアクションをトリガーします。
  • 0x0: 一時停止フレームの生成を停止します。
  • 0x1: XON一時停止フレームを生成します。
  • 0x2: XOFF一時停止フレームを生成します。MAC IPコアは、一時停止フレームの一時停止クォンタムフィールドを tx_pauseframe_quanta レジスターの値に設定します。
  • 0x3: 予約済み
avalon_st_tx_pause_length_valid すべて 入力 1 この信号は、MAC TXのみのバリエーションに存在します。

この信号をアサートして、MAC IPコアにデータ送信を一時停止するように要求します。この信号をアサートするときは、有効な一時停止クォンタムが avalon_st_tx_pause_length_data バスで使用可能であることを確認してください。

avalon_st_tx_pause_length_data[] すべて 入力 16 この信号は、MAC TXのみのバリエーションに存在します。

このバスを使用して、一時停止クォンタムをクォンタムの単位 (1単位= 512ビット時間) で指定します。

avalon_st_tx_pfc_gen_data[] 10G 入力 n

(4–16)

n = 2 x Number of PFC queues パラメーター。

ビットの各ペアは、プライオリティー・キューに関連付けられています。ビット0と1はプライオリティー・キュー0用、ビット2と3はプライオリティー・キュー1用などです。それぞれのビットのペアを次の値に設定して、対応するプライオリティー・キューに対して指定されたアクションをトリガーします。

  • 0x0: 対応するキューの一時停止フレームの生成を停止します。
  • 0x1: 対応するキューのXON一時停止フレームを生成します。
  • 0x2: 対応するキューのXOFF一時停止フレームを生成します。MAC IPコアは、一時停止フレームの一時停止クォンタムフィールドを tx_pauseframe_quanta レジスターの値に設定します。
  • 0x3: 予約済み
avalon_st_rx_pfc_pause_data[] 10G 出力 n

(2-8)

n = Number of PFC queues パラメーター。

MAC RXは一時停止フレームを受信すると、n 番目のキューの一時停止クォンタムが有効で (Pause Quanta Enable [n] = 1)、0より大きい場合に、この信号のビットnをアサートします。各クォンタム単位ごとに、MAC RXはビットnを8クロックサイクル間アサートします。

MAC RXは、n番目のキューの一時停止クォンタムが有効でn 番目のキューの一時停止クォンタムが有効で (Pause Quanta Enable [n] = 1)、0に等しい場合は、この信号のビットnをデアサートします。MAC RXは、タイマーが期限切れになると、ビットnもデアサートします。

avalon_st_rx_pause_length_valid すべて 出力 1 この信号は、MAC RXのみのバリエーションに存在します。

MAC IPコアはこの信号をアサートして、リンクパートナーにデータ送信の一時停止を要求します。アサートされると、有効な一時停止クォンタムが avalon_st_rx_pause_length_data バスで使用可能になります。

avalon_st_rx_pause_length_data[] すべて 出力 16 この信号は、MAC RXのみのバリエーションに存在します。

一時停止クォンタムをクォンタムの単位 (1単位= 512ビット時間) で指定します。