Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
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ドキュメント目次

4.4.4. XGMIIのカプセル化

デフォルトでは、MAC TXは、クライアントから受信したフレームに7バイトのプリアンブル、1バイトのSFD、および1バイトのEFD (0xFD) を挿入します。

MAC TXでは、10G動作のカスタム・プリアンブルもサポートしています。カスタム・プリアンブルを使用するには、tx_preamble_control レジスターを1に設定します。カスタム・プリアンブル・モードでのMAC TXの動作は、次のとおりです。

  • MAC TXでは、クライアントからのフレームの最初の8バイトをカスタム・プリアンブルとして受け入れます。
  • MAC TXでは、1バイトのEFD (0xFD) をフレームに挿入します。
  • MAC TXでは、プリアンブルの最初のバイトを1バイトのSTART (0xFB) に置き換えます。
  • MAC TXでは、プリアンブルの8番目のバイトを1バイトのSFD (0xD5) に変換します。

Avalon® ストリーミングTXインターフェイスでは、アンダーフローが発生する可能性があります。アンダーフローが発生するのは、フレーム送信の途中で avalon_st_tx_valid 信号がデアサートされた場合です。これが発生すると、10GbE MAC TXはエラー文字|E|をフレームに挿入し、フレームをXGMIIに転送します。