Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
Public
ドキュメント目次

4.5.3. アドレスチェック

MAC RXでは、次のアドレスタイプのフレームを受け入れることができます。

  • ユニキャスト・アドレス - 送信先アドレスのビット0は0です。
  • マルチキャスト・アドレス - 送信先アドレスのビット0は1です。
  • ブロードキャスト・アドレス - 送信先アドレスの48ビットはすべて1です。

MAC RXでは、常にブロードキャスト・フレームを受け入れます。デフォルトでは、MAC RXは、rx_frame_control レジスターの EN_ALLUCAST ビットおよび EN_ALLMCAST ビットで特にコンフィグレーションされていない限り、すべてのユニキャスト・フレームとマルチキャスト・フレームも受信します。

EN_ALLUCAST ビットが0に設定されている場合、MAC RXでは、受信したユニキャスト・フレームをフィルタリングします。MAC RXが受け入れるのは、primary_mac_addr0 レジスターおよび primary_mac_addr1 レジスターで指定されたプライマリーMACアドレスと一致する送信先アドレスを持つユニキャスト・フレームのみです。 補助アドレスビットのいずれかが1に設定されている場合 (rx_frame_control レジスターの EN_SUPP0/1/2/3)、MAC RXでは、送信先アドレスを rx_frame_spaddr*_* レジスターの補助アドレスと照合します。

EN_ALLMCAST ビットが0に設定されると、MAC RXはすべてのマルチキャスト・フレームをドロップします。この条件は、グローバル・マルチキャスト一時停止フレームには適用されません。