Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
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ドキュメント目次

6.8.2. Avalon® ストリーミングのRXステータス信号

表 45.   Avalon® ストリーミング・インターフェイスのRXステータス信号
信号 入力/出力 説明
avalon_st_rxstatus_valid 出力 1

アサートされると、この信号は avalon_st_rxstatus_data[] 信号および avalon_st_rxstatus_error[] 信号を限定します。MAC IPコアは、avalon_st_rx_endofpacket 信号がアサートされるのと同じクロックサイクルでこの信号をアサートします。

avalon_st_rxstatus_data[] 出力 40

RXフレームに関する情報が含まれています。

  • ビット0から15: ペイロード長
  • ビット16から31: パケット長
  • ビット32: 1に設定すると、スタックVLANフレームを示します。MACがスタックVLANフレーム (tx_vlan_detection[0] = 1) を検出しないようにコンフィグレーションされている場合は、このビットを無視します。
  • ビット33: 1に設定すると、VLANフレームを示します。MACがVLANフレーム (tx_vlan_detection[0] = 1) を検出しないようにコンフィグレーションされている場合は、このビットを無視します。
  • ビット34: 1に設定すると、制御フレームを示します。
  • ビット35: 1に設定すると、一時停止フレームを示します。
  • ビット36: 1に設定すると、ブロードキャスト・フレームを示します。
  • ビット37: 1に設定すると、マルチキャスト・フレームを示します。
  • ビット38: 1に設定すると、ユニキャスト・フレームを示します。
  • ビット39 : 1に設定すると、PFCフレームを示します。
avalon_st_rxstatus_error[] 出力 7

1に設定すると、それぞれのビットはRXフレームで次のエラータイプを示します。

  • ビット0: アンダーサイズ・フレーム
  • ビット1: オーバーサイズ・フレーム
  • ビット2: ペイロード長エラー
  • ビット3: CRCエラー
  • ビット4: 未使用
  • ビット5: 未使用
  • ビット6: PHYエラー

IPコアは、avalon_st_rxstatus_valid 信号をアサートするのと同じクロックサイクルで、このバスのエラーステータスを示します。オーバーフローが発生した場合、エラーステータスは無効です。

avalon_st_rx_pfc_status_valid 出力 1

アサートされると、この信号は avalon_st_rx_pfc_status_data[] 信号を限定します。この信号は、10G動作モードにのみ適用されます。

avalon_st_rx_pfc_status_data[] 出力 n

(4 - 16)

n = 2 x Number of PFC queues パラメーター。

1に設定すると、それぞれのビットはリモートパートナーからのフロー制御要求を示します。以下に例を示します。

  • ビット0: プライオリティー・キュー0のXON要求
  • ビット1: プライオリティー・キュー0のXOFF要求
  • ビット2: プライオリティー・キュー1のXON要求
  • ビット3: プライオリティー・キュー1のXOFF要求
  • ビット4: プライオリティー・キュー2のXON要求
  • ビット5: プライオリティー・キュー2のXOFF要求

ビットのペア (例: ビット0とビット1、ビット3とビット4など) が0に設定されている場合、それぞれのビットはフロー制御フレームが送信されていないことを示します。

この信号は、10G動作モードにのみ適用されます。