Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
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ドキュメント目次

4.5.5.2. ペイロード長

MAC IPコアでは、制御フレーム以外のフレームのペイロード長をチェックします。これは、VLANおよびスタックVLANの検出がディスエーブルになっている場合に行われます。MAC RXでは、フレームを受信すると実際のペイロード長を追跡し、実際のペイロード長を長さ/タイプまたはクライアントの長さ/タイプフィールドと照合します。ペイロードの長さは46 (0x2E) から1500 (0x5DC) の間である必要があります。VLANおよびスタックVLANフレームの場合、最小ペイロード長はそれぞれ42 (0x2A) または38 (0x26) であり、最大値の1500 (0x5DC) を超えません。

無効なペイロード長の場合、MAC RXは avalon_st_rx_error[4] ビットを1に設定します。このエラーは、実際のペイロード長が長さ/タイプフィールドの値よりも短い場合に発生します。実際のペイロード長が長さ/タイプフィールドの値よりも大きい場合、MAC RXはフレームに過剰なパディングが含まれていると見なし、このエラービットを1に設定しません。長さ/タイプフィールドの値が実際のペイロード長よりも大きい場合、MAC RXは avalon_st_rx_error[4] ビットを1に設定し、パケットの内容は正確にはなりません。