Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
Public
ドキュメント目次

2.10.1.1. 移行 - Avalon Streamingインターフェイス上の32ビットのデータパス

次の手順に従って、32ビットのデータパスを Avalon® ストリーミング・インターフェイスおよび Avalon® メモリ-マップド・インターフェイス上に実装します。
  1. デザインでLL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアをインスタンス化します。64ビットのSDR XGMIIインターフェイスを備えたPHYを使用している場合は、Use legacy Ethernet 10G MAC XGMII Interfaceオプションをオンにします。
  2. ユーザーロジックを変更して、 Avalon® ストリーミングTXおよびRXデータ・インターフェイス上の32ビットのデータパスに対応します。
  3. tx_312_5_clk および rx_312_5_clk が312.5 MHzのクロックソースに接続されていることを確認します。インテルでは、これらのクロック信号には同じクロックソースを使用することをお勧めします。
  4. レジスターオフセットをLL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのオフセットに更新します。LL Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPコアのコンフィグレーション・レジスターを使用すると、エラー訂正やメモリーブロックの検出などの新機能にアクセスできます。
  5. Use legacy Ethernet 10G MAC XGMII Interfaceオプションをオンにする場合は、tx_156_25_clk および rx_156_25_clk に156.25 MHzのクロックソースを追加します。この156.25 MHzクロックソースは、312.5 MHzクロックソースに同期して立ち上がりから立ち上がりである必要があります。
  6. csr_clk が125 MHzから156.25 MHzの範囲内にあることを確認します。そうしないと、一部の統計情報カウンターが正確でなくなる場合があります。