Low Latency Ethernet 10G MAC Intel® FPGA IPユーザーガイド

ID 683426
日付 8/23/2021
Public
ドキュメント目次

5.6. Flow Controlレジスター

表 26.  Flow Controlレジスター
ワードオフセット レジスター名 説明 アクセス HWリセット値
0x0040 tx_pauseframe_control
  • ビット1:0 - 一時停止フレームの送信を設定します。

    00: 一時停止フレームの送信なし

    01: 他の条件によって送信がディスエーブルされていない場合、XON一時停止フレーム (一時停止クウォンタム = 0) の送信をトリガーします。

    10: 他の条件によって送信がディスエーブルされていない場合、XOFF一時停止フレーム (一時停止クォンタム = tx_pauseframe_quanta レジスター) の送信をトリガーします。

    11: 予約済み。この設定はアクションをトリガーしません。

  • ビット31:2 - 予約済み

このセルフクリア・レジスターへの変更は、一時停止フレームの次の送信に影響します。

RW 0x0
0x0042 tx_pauseframe_quanta
  • ビット15:0 - クォンタム単位での一時停止クォンタム (1単位 = 512ビット時間) です。MAC IPコアは、XOFF一時停止フレームの生成時にこの値を使用します。クォンタム値が0のXOFF一時停止フレームは、XONフレームと同等です。
  • ビット31:16 - 予約済み

MAC IPコアの動作をイネーブルする前に、このレジスターをコンフィグレーションしてください。

RW 0x0
0x0043 tx_pauseframe_holdoff_quanta
  • ビット15:0 - XOFF一時停止フレームの2つの連続した送信間のギャップをクォンタムの単位 (1単位= 512ビット時間) で指定します。ギャップは、データフレームの送信に影響を与える可能性のある、一時停止フレームの連続送信を防ぎます。
  • ビット31:16 - 予約済み

MAC IPコアの動作をイネーブルする前に、このレジスターをコンフィグレーションしてください。

RW 0x1
0x0044 tx_pauseframe_enable
  • ビット0: 一時停止フレームの送信をコンフィグレーションします。このビットは、レジスター設定とベクトル設定の両方からの一時停止フレーム要求に影響します。

    0: 一時停止フレームの送信をディスエーブルします。

    1: TXパスが tx_packet_control によってイネーブルになっている場合、一時停止フレーム送信をイネーブルします。

  • ビット2:1 - 一時停止フレーム要求のトリガーを指定します。

    00: ベクトル設定 avalon_st_pause_data からの一時停止フレーム要求のみを受け入れます。

    01: レジスター設定 tx_pauseframe_control からの一時停止フレーム要求のみを受け入れます。

    10 / 11: 予約済み

  • ビット31:3 - 予約済み

MAC IPコアの動作をイネーブルする前に、このレジスターをコンフィグレーションしてください。

RW 0x1
0x0046 tx_pfc_priority_enable 8 TXデータパスで優先順位ベースのフロー制御をイネーブルします。
  • ビット7:0 - ビットnを設定すると、プライオリティー・キューnの優先順位ベースのフロー制御がイネーブルになります。例えば、tx_pfc_priority_enable[0] を設定すると、キュー0がイネーブルになります。
  • ビット31:8 - 予約済み

MAC IPコアの動作をイネーブルする前に、このレジスターをコンフィグレーションしてください。

RW 0x0
0x0048 pfc_pause_quanta_0 8 各プライオリティー・キューの一時停止クォンタムを指定します。
  • ビット15:0 — pfc_pause_quanta_n[15:0] は、プライオリティー・キューnの一時停止の長さをクォンタム単位 (1単位 = 512ビット時間) で指定します。
  • ビット31:16 - 予約済み

MAC IPコアの動作をイネーブルする前に、これらのレジスターをコンフィグレーションしてください。

RW 0x0
0x0049 pfc_pause_quanta_1 8
0x004A pfc_pause_quanta_2 8
0x004B pfc_pause_quanta_3 8
0x004C pfc_pause_quanta_4 8
0x004D pfc_pause_quanta_5 8
0x004E pfc_pause_quanta_6 8
0x004F pfc_pause_quanta_7 8
0x0058 pfc_holdoff_quanta_0 8 XOFF一時停止フレームの2つの連続した送信間のギャップをクォンタムの単位 (1単位 = 512ビット時間) で指定します。ギャップは、データフレームの送信に影響を与える可能性のある、一時停止フレームの連続送信を防ぎます。
  • ビット15:0 - pfc_holdoff_quanta_n[15:0] は、プライオリティー・キューnのギャップを指定します。
  • ビット31:16 - 予約済み

MAC IPコアの動作をイネーブルする前に、これらのレジスターをコンフィグレーションしてください。

RW 0x1
0x0059 pfc_holdoff_quanta_1 8
0x005A pfc_holdoff_quanta_2 8
0x005B pfc_holdoff_quanta_3 8
0x005C pfc_holdoff_quanta_4 8
0x005D pfc_holdoff_quanta_5 8
0x005E pfc_holdoff_quanta_6 8
0x005F pfc_holdoff_quanta_7 8
8 このレジスターは、Enable preamble pass-through modeオプションをオンにした場合にのみ使用されます。使用しない場合は予約済みになっています。