インテル® Quartus® Primeプロ・エディションのユーザーガイド: デザインのコンパイル

ID 683236
日付 6/26/2023
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ドキュメント目次

2.5.1. Chip Plannerによる配線輻輳の特定

次のように、デザイン内で配線の輻輳が発生している領域を特定します。
  1. Tools > Chip Planner をクリックします。
  2. 配線の輻輳をChip Plannerで表示するには、Tasks リストの Report Routing Utilization コマンドをダブルクリックします。
  3. Report Routing Utilization ダイアログボックスの Preview をクリックし、デフォルトの輻輳表示をプレビューします。
  4. Routing utilization type を変更し、特定のリソースの輻輳を表示します。デフォルト表示では、輻輳が0%の場合は濃い青色、100%の場合には赤色が使用されます。
  5. Threshold percentage のスライダーを調整し、輻輳のしきい値レベルを変更します。
インテル® Quartus® Primeのコンパイルメッセージには、インターコネクトの平均およびピーク使用率に関する情報が含まれています。インターコネクトのピーク使用率が75%を超える、またはインターコネクトの平均使用率が60%を超える場合は、デザインのフィットが困難である可能性を示しています。同様に、インターコネクトのピーク使用率が90%を超える、またはインターコネクトの平均使用率が75%を超える場合は、有効なフィットが得られない可能性が高いことを示しています。