インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1391808166559
Ixiasoft
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2.2.3. ブロックベースのコンパイルの使用
ブロックベースのコンパイルを使用する際に Fast Preserve オプションを有効にすると、フィッターによる初期化時にパーティション・ネットリストをマスクし、パーティション境界に存在する、デザインの残りの部分とインターフェイスするロジックのみをコンパイル時に使用することができます。この手法を実装すると、コンパイラーによる合成、配置、配線、およびパーティションの実行に必要な時間が効果的に短縮されます。その結果、コンパイルプロセス全体がより効率化され、パーティションに必要なコンフィグレーションをより短時間で生成できるようになります。このコンパイル時間の短縮により、迅速な反復が可能になり、デザイン実装フェーズのタイムリーな完了が容易になります。
- Design Partition Plannerで、パーティション化に適したサイズのブロックを特定します。
パーティションは通常、デザイン全体のサイズの約15%から20%です。各エンティティーの上部にあるバーの下の情報領域を使用します。図 115. Design Partition Plannerでのエンティティーの表示
- 必要に応じてエンティティーを抽出および折りたたみ、スタンドアロン・ブロックになるようにします。
- 関連するロジックブロックを含む目的のサイズの各エンティティーでエンティティーを右クリックし、Create Design Partition をクリックして、そのエンティティーを独自のパーティションに配置します。
最終的には、関連するロジックブロックがパーティションに含まれるようにします。
- Fast Preserve オプションを有効にし、保持するパーティションのロジックをインターフェイス・ロジックのみに簡略化してコンパイルを行うには、Assignments > Settings > Compiler Settings > Incremental Compile > Fast Preserve をクリックします。