インテルのみ表示可能 — GUID: net1473196724537
Ixiasoft
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1.5.1.1. フィッターのコマンド
コマンド | 詳細 |
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Start Fitter (Plan) |
合成後のペリフェラル配置データおよび制約をロードし、ペリフェラル要素をデバイスI/Oリソースに割り当てます。このコマンドでは、プラン後のスナップショットが作成されます。 |
Start Fitter (Place) |
すべてのコア要素を適切な位置に配置します。このコマンドでは、配置後のスナップショットが作成されます。 |
Start Fitter (Route) |
デザイン内の要素間のすべての配線を作成します。このコマンドでは、配線後のスナップショットが作成されます。 |
Start Fitter (Retime) |
レジスターのリタイミングを実行し、既存のレジスターをHyper-Registersに移動します。その際に、リタイミング制限を除去し、クリティカル・パスを排除することで、パフォーマンスを向上させます。コンパイラーはRetimeステージ後に、短いパスのホールド違反を報告する場合があります。このコマンドでは、リタイム後のスナップショットが作成されます。 |
Start Fitter (Finalize) |
デザインで配線後の最適化を実行します。フィッターはFitter (Finalize) ステージにおいて、ホールド違反のある短いパスを特定して修正します。その際に、パスに沿って配線ワイヤーが追加されます。ホールド違反の修正後、フィッターは、物理合成の最適化を実行してセットアップ・タイミングをさらに改善します。物理合成の最適化には、リタイミング、LUTとALMのローテーション、再合成ロジックのクローン化、ワイヤーLUTの除去、インバーターの最適化、およびスキューの最適化 (Intel Agilex® 7デバイスの場合) があります。このステージでは、不要なタイルをHigh SpeedからLow Powerに変換します。このコマンドでは、最終スナップショットが作成されます。 インテル® Stratix® 10およびIntel Agilex® 7のデザインではまた、フィッターは配線後の修正を実行し、リタイミングで残った短いパスのホールド違反を修正します。 |