Intel Agilex® 7汎用I/Oユーザーガイド: FシリーズおよびIシリーズ

ID 683780
日付 4/19/2023
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ドキュメント目次

6.1.5.1.1. 入力パス

パッドは入力バッファーにデータを送信し、入力バッファーは遅延エレメントに供給します。データが遅延エレメントの出力に送られた後、プログラマブル・バイパス・マルチプレクサーは、使用する機能とパスを選択します。

各入力パスには、フルレートとハーフレートの2段階のDDIOが含まれています。

図 34. シングルエンドGPIO入力パスの簡略図


  1. パッドはデータを受信します。
  2. DDIO IN (1) は、ck_fr の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジでデータをキャプチャし、以下の波形図の信号 (A) および (B) のデータをシングル・データ・レートで送信します。
  3. DDIO IN (2) とDDIO IN (3) はデータレートを半分にします。
  4. dout[3:0] は、データをハーフレート・バスとして提示します。
図 35. ハーフレート変換を使用したDDIOモードの入力パス波形

この図では、データはダブル・データ・レートのフルレートクロックからシングル・データ・レートのハーフレート・クロックに移行します。データレートは4で分周され、バスサイズは同じ比率で増加します。GPIO IPを介した全体的なスループットは変わりません。

異なる信号間の実際のタイミング関係は、フルレートクロックとハーフレート・クロック向けに選択した特定のデザイン、遅延、および位相に応じて異なる場合があります。



注: GPIO IPは、双方向ピンのダイナミック・キャリブレーションをサポートしていません。