Nios® Vプロセッサー・リファレンス・マニュアル

ID 683632
日付 5/26/2023
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ドキュメント目次

3.3.5. リセット信号とデバッグ信号

インターフェイス 種類 説明
reset リセット グローバル・ハードウェア・リセット入力信号です。これにより、 Nios® Vプロセッサーを即時リセットします。
dbg_reset_out リセット

オプションのリセット出力信号です。これは、Enable DebugEnable Reset from Debug Moduleの両方のパラメーターをイネーブルした後に表示されます。

  • このリセット出力信号は、JTAGデバッガーまたはniosv-download -r コマンドによってトリガーされます。
  • このリセット出力信号は、次の入力信号に接続できます。
    • ndm_reset_in 入力に接続して、コアとタイマーモジュールをリセットします。
    • 必要に応じて他のコンポーネントのリセット入力信号に接続します。
ndm_reset_in リセット

オプションのリセット入力信号です。これは、Enable DebugEnable Reset from Debug Moduleの両方のパラメーターをイネーブルした後に表示されます。

  • この信号を使用して、リセット・コントローラーをトリガーし、コアおよびタイマーモジュールをリセットできます。
  • リセット・コントローラーによりリセット (ハードリセット) とndm_reset_in 信号を同期させます。
cpu_resetreq コンジット オプションのローカル・リセット・ポートです。これは、 Add Reset Request Interfaceパラメーターをイネーブルした後に表示されます。入力 resetreq 信号と出力 ack 信号で構成され、 Nios® Vプロセッサー・システム内の他のコンポーネントに影響を与えることなく Nios® Vプロセッサーをリセットするトリガーとなります。
  • Nios® Vプロセッサー・コアにリセットを要求するには、resetreq 信号をアサートします。
  • resetreq 信号のアサート状態は、プロセッサーによって ack 信号がアサートされるまで保ってください。信号のアサート状態が保たれないと、プロセッサーが非決定的ステートになることがあります。
  • デバッグモードでの resetreq 信号のアサートによってプロセッサーのステートに影響を与えることはありません。
  • Nios® Vプロセッサーでは、ack 信号をアサートすることでリセットの成功を応答します。
  • プロセッサーが正常にリセットされた後、ack信号のアサートは、resetreq 信号がデアサートされるまで、定期的に複数回発生することがあります。
図 7.  Nios® V/gプロセッサーのリセット・ネットワーク