Nios® Vプロセッサー・リファレンス・マニュアル

ID 683632
日付 5/26/2023
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ドキュメント目次

2.3.8.5. ハードウェア/ソフトウェア・インターフェイス

デバッグモジュールでは、Debug Moduleレジスターに対して読み出しまたは書き込みを行い、デバッガーとの対話を開始します。各レジスターには、RISC-V Debug Support仕様で指定されている固定アドレスがあります。デバッガーによるレジスターの実装ステータスの判断は、Debug Moduleレジスターへの読み出しまたは書き込みによって行われます。未実装のレジスターでは、読み出し時に0を返します。

デバッガーによるシステムのステータスの確認は、Debug Module Status (dmstatus) レジスターの読み出しによって行われます。Debug Module Statusレジスターは読み出し専用です。これにより、デバッグモジュールおよび選択したHartのステータスが取得できます。

特定のHartにアクセスするには、dmcontrolhartsel フィールドに書き込みます。dmcontrol の他のフィールドは、デバッガーが実行できるアクションを指定します。

Halt Summary 0 (haltsum0) レジスターは、Hartのステータス (停止/非停止) を反映します。このレジスターのLSBは、Hartが停止したかどうかを反映します。他のビットは常に0です。これはデバッガーの読み出し専用レジスターです。