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2.3.8.1. デバッグモード
デバッグモードに入るには、RISC-Vアーキテクチャー仕様で指定されているように、次の方法を実行します。
- デバッグモジュールからの停止
- ソフトウェア・ブレークポイント
- トリガー
デバッグモードに入ると、 Nios® Vプロセッサーでは、Wステージで命令を完了します。優先順位に従って、Mステージ、Eステージ、Dステージ、またはFステージの命令で割り込みを受け取ります。
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有効な命令があれば、プログラムカウンターにより、デバッグ・プログラム・カウンター .dpc への書き込みを実行します。
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Mステージの命令が有効でなければ、Eステージの命令が割り込みを受け取り、以下同様です。
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パイプラインに有効な命令がない場合は、その次の命令のプログラムカウンターによってデバッグ・プログラム・カウンター .dpc への書き込みを実行します。
注: 分岐の場合、次のプログラムカウンターは、分岐が成立したかどうかや、分岐予測 (存在する場合) が正しかったかどうかに依存します。
デバッグモジュールによってハードウェア・スレッド (Hart) が選択され、次のいずれかのステートになります。
- 存在しない: デバッグモジュールによって存在しないHartをプローブします。
- 使用不可: リセットまたは一時的なシャットダウン。
- 実行中: デバッグ以外の通常動作。
- 停止: デバッグモードの場合、Hartは停止しているとみなされます。
図 4. デバッグモジュールのブロック図