Nios® Vプロセッサー・リファレンス・マニュアル

ID 683632
日付 5/26/2023
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ドキュメント目次

3.1. プロセッサーのパフォーマンス・ベンチマーク

表 43.   インテル FPGAデバイスにおける Nios® V/gプロセッサーのパフォーマンス・ベンチマーク ( インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアの場合)
使用したFPGA fMAX (MHz) ロジックサイズ (ALM) アーキテクチャーのパフォーマンス
DMIPS/MHz比 CoreMark/MHz比
インテル® Cyclone® 10 233.71 2511 0.866 1.467
インテル® Arria® 10 240.79 2504
インテル® Stratix® 10 272.70 2556
Intel Agilex® 7 321.50 2480
表 44.  ベンチマーク・パラメーター ( インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアの場合)
パラメーター 設定/説明
インテル® Quartus® Primeシード 最大パフォーマンス結果は、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアのバージョン23.1からの10シードスイープに基づきます。
デバイスのスピードグレード インテルFPGAデバイスファミリーの最速スピードグレード
定義されているペリフェラル
  • Nios® V/gプロセッサー・コア (デバッグモジュール、4KB命令キャッシュ、および4KBデータキャッシュなし)。
  • 命令およびデータバス用128KBオンチップメモリー
  • JTAG UART Intel® FPGA IP
ツールチェーン バージョン
  • riscv32-unknown-elf-gcc (GCC) バージョン12.1.0
  • CMakeバージョン: 3.23.2
コンパイラーのコンフィグレーション
  • コンパイラー・フラグ: -03
  • アセンブラーのオプション: -Wa -gdwarf2
  • コンパイルのオプション: -Wall -Wformat-security -march=rv32ima_zicbom -mabi=ilp32
インテルでは、最大パフォーマンス・ベンチマーク (fMAX) とロジック・サイズ・ベンチマークに同じ インテル® Quartus® Primeデザイン例を使用しています。ただし、コンパイラーの設定は、各ベンチマークで異なります。
  • fMAXベンチマーク: superior_performance_optimized_placement_effort
  • ロジック・サイズ・ベンチマーク: area_aggressive
注: 実際の結果は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアのバージョン、 Nios® Vプロセッサーのバージョン、コンパイラーのバージョン、ターゲットデバイス、およびプロセッサーのコンフィグレーションによって若干異なります。さらに、システム・ロジック・デザインを変更すると、パフォーマンスとLEの使用率が変わる場合があります。すべての結果は、プラットフォーム・デザイナー・ツールを使用してビルドしたデザインから生成されています。