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2.2.1.1. リモート・システム・アップグレードのフロー
アプリケーション・コンフィグレーション・イメージであるイメージ0とイメージ1は、どちらもCFMに格納されます。インテルMAX 10デバイスは、CFMからどちらか1つのアプリケーション・コンフィグレーション・イメージをロードします。
図 3. インテルMAX 10デバイスのリモート・システム・アップグレードのフロー
リモート・システム・アップグレード機能は、以下のシーケンスでエラーを検出します。
- 電源投入後、デバイスはCONFIG_SELピンをサンプリングして、ロードするアプリケーション・コンフィグレーション・イメージを決定します。後に続くリコンフィグレーションに向けて、リモート・システム・アップグレード回路の入力レジスターによってCONFIG_SELピンの設定を上書きすることができます。
- エラーが生じると、リモート・システム・アップグレード機能はもう一方のアプリケーション・コンフィグレーション・イメージをロードすることにより回復します。以下に示すエラーにより、リモート・システム・アップグレード機能はもう一方のアプリケーション・コンフィグレーション・イメージをロードします。
- 内部CRCエラー
- ユーザー・ウォッチドッグ・タイマーのタイムアウト
- 回復のコンフィグレーションが完了してデバイスがユーザーモードになると、リモート・システム・アップグレード回路を使用して、エラーの原因および障害が発生したアプリケーション・イメージを確認することができます。
- 2番目のエラーが発生した場合、デバイスはリコンフィグレーション・ソースを待ちます。Auto-restart configuration after errorが有効になっていれば、デバイスはリコンフィグレーション・ソースを待つことなくリコンフィグレーションします。
- リコンフィグレーションは、以下の操作によってトリガーされます。
- 外部からnSTATUSをLowに駆動する
- 外部からnCONFIGをLowに駆動する
- RU_nCONFIGをLowに駆動する