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3.2.3. JTAG コンフィグレーションのセットアップ
図 12. ダウンロード・ケーブルを使用したJTAG シングル・デバイス・コンフィグレーションの接続セットアップ10M02デバイスの場合、VCCIOバンク1に接続し、それ以外のインテルMAX 10デバイスには、VCCIOバンク1Bに接続します。
図 13. ダウンロード・ケーブルを使用したJTAGマルチデバイス・コンフィグレーションの接続セットアップ10M02デバイスの場合、VCCIOバンク1に接続し、それ以外のインテルMAX 10デバイスには、VCCIOバンク1Bに接続します。
JTAGチェーンのデバイスをコンフィグレーションするには、プログラミング・ソフトウェアは他のデバイスをバイパスモードに設定します。バイパスモードのデバイスは、単一のバイパスレジスターを介してTDIピンからTDOピンへプログラミング・データを伝送します。コンフィグレーション・データは1クロックサイクル後にTDOピンで有効になります。
インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは、JTAGポートを介してコンフィグレーション・プロセスの完了を確認するために CONF_DONE ピンを使用します。
- CONF_DONE ピンがLowの場合、コンフィグレーションが失敗したことを示します。
- CONF_DONE ピンがHighの場合、コンフィグレーションが成功したことを示します。
JTAG TDIポートを使用してコンフィグレーション・データが連続的に伝送された後、デバイスの初期化を行うためにTCKポートがクロッキングされます。
電圧オーバーシュートの防止
電圧オーバーシュートを防止するために、外部ダイオードとコンデンサーを使用する必要があります。例えば、VCCIOおよびJTAGヘッダー両方向けの最大AC 電圧が3.9 Vを超える場合です。ただし、インテルは電源が2.5 V以上の場合に外部ダイオードとコンデンサーを使用することを推奨します。JTAGEN
JTAGENピンを使用する場合、インテルは以下の設定を推奨します。
- ユーザーモードに入り、JTAGピンが通常のI/Oピンである場合は、JTAGENピンはウィークプルダウン (1 kΩ) に接続してください。
- ユーザーモードに入り、JTAGピンが専用ピンである場合は、JTAGENピンはウィークプルアップ (10 kΩ) に接続してください。
注: インテルでは、JTAGピンの動作を変更するには、ジャンパー付きの3ピンヘッダーまたは他の切り替えメカニズムを使用することを推奨します。