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3.2.4. JTAGコンフィグレーションでのICB設定
ICB設定は、内部コンフィグレーション・スキームによる.pofのプログラミング時にデバイスにロードされます。JTAGコンフィグレーション時に使用される.sofは、CRAMのみをプログラミングしており、ICB設定は含んでいません。 インテル® Quartus® Prime Programmer は、以下に基づいて必要な設定を行います。
- ICB設定を含まないデバイス — ICB設定が内部フラッシュまたは新しいデバイスから消去されています。
- ICB設定を含むデバイス — ICB設定が.pofによって事前にプログラミングされています。
ICB設定を含まないデバイス
ICB設定を含まないデバイスでは、デフォルト値が使用されます。ただし、 インテル® Quartus® Prime Programmer は、ウォッチドッグ・タイマー・イネーブルビットを0にセットすることでユーザー・ウォッチドッグ・タイマーを無効にします。この手順は、ユーザー・ウォッチドッグ・タイムアウトが原因となる不要なリコンフィグレーションが発生することを回避するためのものです。
デフォルトのICB設定が望ましいものではない場合、JTAGコンフィグレーション実行前に、.pofプログラミングによって望ましいICB設定をプログラミングします。
ICB設定を含むデバイス
ICB設定を含むデバイスでは、設定は内部フラッシュが消去されるまで維持されます。.mapファイルを参照することで、保存されているICB設定を確認することができます。JTAGコンフィグレーションは、保存されているICB設定に従って動作します。
事前にプログラミングされたICB設定が望ましいものではない場合、JTAGコンフィグレーション実行前に、.pofプログラミングによって望ましいICB設定をプログラミングします。