インテルのみ表示可能 — GUID: sss1458889477935
Ixiasoft
3.9.3. LOCKおよびUNLOCK JTAG命令の実行
JTAGセキュアモードが有効にされている状態で、このリファレンス・デザインをインテルMAX 10デバイスにコンフィグレーションすると、デバイスが起動後およびコンフィグレーション後にJTAGセキュアモードになります。
JTAGセキュアモードを無効にするには、ユーザーロジックのstart_unlockポートをトリガーし、UNLOCK JTAG命令を発行します。UNLOCK JTAG命令の発行後、デバイスはJTAGセキュアモードを終了します。JTAGセキュアモードが無効である場合、インテルMAX 10デバイスの内部フラッシュをフルチップ消去することで、JTAGセキュアモードを永久に無効にすることができます。
ユーサーロジックのstart_lockポートは、LOCK JTAG 命令の実行をトリガーします。この命令の実行すると、インテルMAX 10デバイスでJTAGセキュアモードが有効になります。
図 16. LOCKまたはUNLOCK JTAG命令の実行
ポート | 入力/出力 | 機能 |
---|---|---|
clk_in | 入力 | ユーザーロジックのクロックソースです。ユーザーロジックのfMAX は、タイミング・クロージャー解析に依存します。fMAX を決定するには、タイミング制約を適用し、パスにタイミング解析を実行する必要があります。 |
start_lock | 入力 | 内部JTAGインターフェイスにLOCK JTAG 命令の実行をトリガーします。トリガーするには、パルス信号を1クロックサイクル以上Highにします。 |
start_unlock | 入力 | 内部JTAGインターフェイスにUNLOCKJTAG 命令の実行をトリガーします。トリガーするには、パルス信号を1クロックサイクル以上Highにします。 |
jtag_core_en_out | 出力 | JTAG WYSIWYGアトムへの出力です。このポートは、内部JTAGインターフェイスを有効にする目的で、JTAG WYSIWYGアトムのcorectlポートに接続されています。 |
tck_out | 出力 | JTAG WYSIWYGアトムへの出力です。このポートはJTAG WYSIWYGアトムのtck_coreポートに接続されています。 |
tdi_out | 出力 | JTAG WYSIWYGアトムへの出力です。このポートはJTAG WYSIWYGアトムのtdi_coreポートに接続されています。 |
tms_out | 出力 | JTAG WYSIWYG アトムへの出力です。このポートはJTAG WYSIWYGアトムのtms_coreポートに接続されています。 |
indicator | 出力 | この出力ピンがロジックHighの場合、LOCKまたはUNLOCKJTAG命令の実行が完了したことを示します。 |