インテル® MAX® 10 FPGAコンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683865
日付 1/07/2019
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ドキュメント目次

2.1.2.4. 初期化コンフィグレーション・ビット

初期化コンフィグレーション・ビット (ICB) はインテルMAX 10デバイスのコンフィグレーション機能の設定を格納しています。ICB設定はConvert Programming Fileツールで設定可能です。
表 6.  インテルMAX 10デバイス向けICB値およびその概要
コンフィグレーション設定 説明 デフォルト状態と値
Set I/O to weak pull-up prior usermode
  • 有効: デバイス・コンフィグレーション時にI/Oをウィークプルアップに設定します
  • 無効: I/Oをトライステートにします
有効
Configure device from CFM0 only.

有効:

  • CONFIG_SELピン設定がディスエーブルされます。
  • デバイスは自動的にイメージ0をロードします。
  • イメージ0で不具合が生じた場合にデバイスはイメージ1をロードしません。

無効:

  • 最初のイメージで不具合が生じた場合にデバイスが自動的にSecondaryイメージをロードします。
無効
Use secondary image ISP data as default setting when available. POFに含めるためのISPデータを、InitialイメージまたはSecondaryイメージから選択します。
  • 無効: InitialイメージからのISPデータを使用します
  • 有効: SecondaryイメージからのISPデータを使用します

ISPデータは、ISP時のピン状態の情報を含んでいます。これはウィークプルアップを使用するトライステートにもでき、I/Oの状態をクランプすることもできます。ISPクランプは、Device and Pin OptionまたはPin Assignmentツールから設定できます。

無効
Verify Protect Verify Protect機能を有効または無効にする 無効
Allow encrypted POF only 有効にすると、暗号化されていない.pofが使用されている場合、コンフィグレーション・エラーが生じます。 無効
JTAG Secure3 JTAGセキュア機能を有効または無効にします。 無効
Enable Watchdog リモート・システム・アップグレード向けにウォッチドッグ・タイマーを有効または無効にします。 有効
Watchdog value リモート・システム・アップグレード向けにウォッチドッグ・タイマーの値を設定します。 0x1FFF 4
3 JTAGセキュア機能は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアではデフォルトでは無効になっています。このオプションを可視化するには、Convert Programming Filesを使用した.pofの生成を参照してください。
4 ウォッチドッグ・タイマーの値は使用するインテルMAX 10デバイスによって異なります。詳しくはユーザー・ウォッチドッグ・タイマーの項を参照してください。