インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

3.2.6.2. JTAGインターフェイスを使用するシリアル・フラッシュ・デバイスのプログラミング

インテル® Quartus® Primeのプログラマーは、JTAGインターフェイスを介してSDMデバイスに接続し、シリアル・フラッシュ・デバイスをプログラミングします。SDMはASプログラミングをエミュレーションします。

図 39. JTAGを使用するシリアル・コンフィグレーション・デバイスのプログラミングおよびSDMによるASのエミュレーション
図 40. JTAGインターフェイスを使用するシリアル・フラッシュ・デバイスのプログラミングに向けた接続

インテルでは、JTAGインターフェイスを使用し、今後ASモードでクワッドSPIフラッシュデバイスを使用できるように準備しておくことを推奨しています。

このコンフィグレーション・スキームには、次のステップが含まれます。

  1. インテル® Quartus® PrimeのプログラマーでJTAGプログラミング・モードを選択し、Startをクリックしてプログラミングを開始します。
  2. プログラマーは、JTAGヘッダー接続を使用して.jicコンフィグレーション・データをボードに駆動します。
  3. プログラマーはまず、コンフィグレーション・ファームウェアでSDMをコンフィグレーションします。次に、SDMはSDM_IOを使用してプログラマーからAS x4フラッシュデバイスにコンフィグレーション・データを駆動します。
  4. フラッシュデバイスのプログラミングが成功した後、 インテル® Stratix® 10デバイスをASモードで使用するには、MSELをAS FastモードまたはAS Normalモードのいずれかに設定し、デバイスの電源を再投入します。
インテル® Quartus® PrimeのプログラマーはJTAGインターフェイスを介してSDMデバイスに接続し、シリアル・フラッシュ・デバイスをプログラミングします。