インテルのみ表示可能 — GUID: fuk1535493934038
Ixiasoft
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7.9.2. nSTATUS
nSTATUSには、次の2つの機能があります。
- nCONFIGへの肯定応答として動作します。
- エラー状態信号として動作します。nSTATUSを監視し、コンフィグレーションの失敗を確認することが重要です。
インテル® Stratix® 10デバイスは通常、エラーが発生した場合を除き、nCONFIGの値に従うようにnSTATUSの値を変更します。例えば、POR後、nCONFIGがアサートした後にnSTATUSがアサートします。ホストがnCONFIGをHighに駆動すると、 インテル® Stratix® 10デバイスはnSTATUSをHighに駆動します。
以前のデバイスファミリーでは、nSTATUSのディアサートはデバイスがコンフィグレーションに対して準備が整ったことを意味していました。 インテル® Stratix® 10デバイスにおいて Avalon® -STコンフィグレーション・スキームを使用している場合、 インテル® Stratix® 10デバイスがnSTATUSをHighに駆動した後にAVST_READY信号もモニターし、デバイスがコンフィグレーション・データを受け入れる準備が整っていることを特定する必要があります。
nSTATUSは、コンフィグレーション中にエラーが発生した場合にアサートします。パルスの範囲は0.5 msから10 msです。
nSTATUSのアサートは、データエラー検出と非同期です。 インテル® Stratix® 10デバイスは、auto-restart configuration after errorオプションをサポートしていません。
これまでのデバイスファミリーは、ウィーク内部プルアップを備えるオープンドレインとしてnSTATUSを実装していました。 インテル® Stratix® 10はnSTATUSをかならず駆動します。そのため、 インテル® Stratix® 10のnSTATUS信号と以前のデバイスファミリーからのnSTATUS信号を結びつけることはことはできません。
デバッグに関するヒント
nSTATUSがnCONFIGを認識していることを確認してください。nSTATUSがnCONFIGに従わない場合、FPGAはPORから抜け出ていない可能性があります。場合によっては、PCBを再起動する必要があります。