インテル® Stratix® 10コンフィグレーション・ユーザーガイド

ID 683762
日付 12/16/2019
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ドキュメント目次

7.4. 前世代のデバイスファミリーのコンフィグレーション・ピンとの相違点

インテル® Stratix® 10のコンフィグレーション・ピンの動作は、以前のデバイスファミリーとは異なります。これらの相違点およびピンの動作について把握することは、コンフィグレーションにおける問題の理解やデバッグに役立ちます。

コンフィグレーション・ピンの名称 (インテル Stratix 10以前) インテル® Stratix® 10でのピンの名称 備考

TRST

使用できません

TMSリセットシーケンスを使用してください。5 TCKサイクルの間、TMSをHighで保持してください。

CLKUSR

OSC_CLK_1

コンフィグレーション・スループットを250 MHzに増幅させる目的で供給可能な外部ソースです。トランシーバー、HPS、 PCIe* 、および高帯域幅メモリー (HBM2) を使用するには、この外部クロックが必要です。

  • 25
  • 100
  • 125

インテルQuartus Prime開発ソフトウェア・プロ・エディションでのクロックソースおよび周波数の設定方法については、コンフィグレーション・クロック・ソースの設定を参照してください。

CRC_ERROR

任意の未使用SDM_IO (SEU_ERROR)

専用の配置位置はありません。SEU_ERRORという名称に変更されました。CONF_DONEがアサートされるまで無視してください。

CONF_DONE

SDM_IO5SDM_IO16 (CONF_DONE)

単一の専用ピン位置はありません。オープンドレインではなくなりました。外部プルアップは必須ではありません。

DCLK (PS - FPP)

AVST_CLKAVSTx8_CLK

x8モードでは、SDM_IO14に専用のクロック入力があります (AVSTx8_CLK)。他の Avalon® -STモードでは、AVST_CLKを使用してください。

AVST_CLKおよびAVSTx8_CLKはコンフィグレーション中に継続している必要があり、一時停止することはできません。

DCLK (AS)

SDM_IO2 (AS_CLK)

内部オシレーターをASモードで使用している場合、AS_CLKは、選択したAS_CLKに基づき57から133の範囲で動作します。OSC_CLK_1ピンに25 MHz100 MHz、または125 MHzのクロックを供給する場合、AS_CLKは最大133 MHzで動作可能です。

DEV_OE

使用できません

 

DEV_CLRn

使用できません

 

INIT_DONE

SDM_IO0

SDM_IO16

INIT_DONE

オープンドレインではなくなりました。

MSEL[0]

SDM_IO5 (MSEL[0])

SDMがMSELをサンプリングした後、このピンは選択したコンフィグレーション・モードに従って機能します。電源に直接は接続しないでください。必要に応じて、4.7 KΩのプルアップまたはプルダウンを使用してください。

MSEL[1]

SDM_IO7 (MSEL[1])

SDMがMSELをサンプリングした後、このピンは選択したコンフィグレーション・モードに従って機能します。電源に直接は接続しないでください。必要に応じて、4.7 KΩのプルアップまたはプルダウンを使用してください。

MSEL[2]

SDM_IO9 (MSEL[2])

SDMがMSELをサンプリングした後、このピンは選択したコンフィグレーション・モードに従って機能します。電源に直接は接続しないでください。必要に応じて、4.7KΩのプルアップまたはプルダウンを使用してください。

NSTATUS

nSTATUS

オープンドレインではなくなりました。インテルでは、VCCIO_SDMに対して10 KΩのプルアップを推奨しています。

NCE

使用できません

マルチデバイス・コンフィグレーションはサポートされていません。

NCEO

使用できません

マルチデバイス・コンフィグレーションはサポートされていません。

DATA[31:0] (PP32/PP16)

AVST_DATA[31:0]

Avalon® -ST x8はデータピンにSDMピンを使用します。

DATA[7:0] (PP8)

SDM _IOピン (AVSTx8_DATAn)

 

nCSO[2:0]

SDMIO_8 (AS_nCSO3)

SDMI_O7 (AS_nCSO2) SDMI_O9 (AS_nCSO1) SDM_IO5 (AS_nCSO0)

インテル® Stratix® 10は、最大4つのカスケード接続されたASデバイスをサポートします。

nIO_PULLUP

使用できません

呼び出すにはJTAG命令を使用してください。

AS_DATA0_ASDO

SDM_IO4 (AS_DATA0)

 

AS_DATA[3:1]

SDM_IO6 (AS_DATA3)

SDM_IO3 (AS_DATA2) SDM_IO1 (AS_DATA1)
以前のデバイスファミリーとは異なり、ASインターフェイスは電源投入時に自動的にトライステートにはなりません。MSELをJTAGに設定すると、SDMは、AS_CLKAS_DATA0からAS_DATA3およびAS_nCS0からAS_nCS3MSELピンをPORまで駆動します。

PR_REQUEST

GPIO*

専用の配置位置はありません。

PR_READY

GPIO*

専用の配置位置はありません。

PR_ERROR

GPIO*

専用の配置位置はありません。

PR_DONE

GPIO*

専用の配置位置はありません。

CVP_CONFDONE

任意の未使用SDM_IO CVP_CONFDONE