インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ユーザーガイド: スクリプティング

ID 683432
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

1.13.5. リスト

Tclリストは一連の値です。サポートされるリスト操作には、リストの作成、リストの追加、リストエレメントの抽出、リストの長さの計算、リストのソートなどがあります。
set a { 1 2 3 }

lindexコマンドを使用すると、リスト内の特定のインデックスにある情報を抽出できます。インデックスはゼロが基準です。インデックスendを使用してリストの最後のエレメントを指定するか、インデックスend-< n> を使用してリストの末尾から数えます。たとえば、 aに格納されたリスト内の第2 エレメント(インデックス1)を出力するには、次のコードを使用します。

puts [lindex $a 1]

llengthコマンドはリストの長さを返します。

puts [llength $a]

lappendコマンドは、リストにエレメントを追加します。リストがまだ存在しない場合は、指定したリストが作成されます。リスト変数名はドル記号(“$”)では指定されません。

lappend a 4 5 6