MAX 10 FPGAデバイスのアーキテクチャ

ID 683105
日付 2/21/2017
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ドキュメント目次

1.3.2. 9ビット乗算器

各エンベデッド・マルチプライヤをコンフィギュレーションして、最大9ビットの入力幅の2つの9 × 9独立マルチプライヤをサポートすることができます。

次の図は、2つの9ビット・マルチプライヤをサポートするようコンフィギュレーションされたエンベデッド・マルチプライヤを示しています。

図 9. 9ビット・マルチプライヤ・モード

9ビット・マルチプライヤの入力と結果は、すべてレジスタを介して個別に送信されます。マルチプライヤの入力は、符号付きの整数、符号なしの整数、またはこの2つの組み合わせを受け入れることができます。

各エンベデッド・マルチプライヤ・ブロックは、ブロックへの入力データの符号表現を制御するにあたって1つのsigna信号と1つのsignb信号のみを有します。エンベデッド・マルチプライヤ・ブロックが2つの9 × 9マルチプライヤを有する場合、以下が適用されます。
  • 両方のマルチプライヤのData A入力は同じsigna信号を共有します。
  • 両方のマルチプライヤのData B入力は同じsignb信号を共有します。