Avalon® インターフェイスの仕様書

ID 683091
日付 9/26/2022
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ドキュメント目次

6.1. 用語と概念

Avalon® Streaming クレジット・インターフェイス・プロトコルでは、次の用語と概念を定義しています。
  • Avalon® Streaming クレジット・システム - Avalon® Streaming クレジット・システムには 1 つ以上の Avalon® Streaming クレジット接続が含まれており、ソース・インターフェイスからシンク・インターフェイスにデータを転送します。
  • Avalon® Streaming クレジット・コンポーネント - Avalon® Streaming クレジット・インターフェイスを使用する標準的なシステムでは、コンポーネントと呼ばれる複数の機能モジュールを組み合わせています。システム設計者は、コンポーネントをコンフィグレーションし、それらを相互に接続することでシステムを実装します。
  • ソース・インターフェイスとシンク・インターフェイスの接続 - 2 つのコンポーネントが接続すると、クレジットはシンクからソースに移動します。データはソース・インターフェイスからシンク・インターフェイスに移動します。ソース・インターフェイスからシンク・インターフェイスへの組み合わせは、接続と呼ばれます。
  • 転送 - 転送では、ソース・インターフェイスからシンク・インターフェイスへのデータと制御の伝播が発生します。データ・インターフェイスでは、ソースに利用可能なクレジットがある場合にのみ、データの転送を開始することができます。同様に、シンクでは、未処理のクレジットがある場合にのみデータを受け入れることができます。
  • シンボル - シンボルは、インターフェイスに定義されるデータの最小単位です。1 つもしくは複数のシンボルで、1 つのサイクルで転送されるデータの単一ユニットを構成します。
  • ビート - ビートは、ソース・インターフェイスとシンク・インターフェイス間の単一サイクルの転送で、1 つまたは複数のシンボルで構成されます。
  • パケット - パケットは、同時に送信されるデータ信号とコントロール信号の集合体です。パケットには、ヘッダーを含めることができます。これは、ルーターや他のネットワーク・デバイスがパケットを正しい宛先に送信するのに役立ちます。パケットの形式は、この仕様ではなくアプリケーションで定義されます。 Avalon® Streaming のパケットは、長さを変更することが可能であり、接続全体でインターリーブすることができます。 Avalon® Streaming クレジット・インターフェイスでは、パケットの使用はオプションです。