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5.2. Avalon® Streaming インターフェイス信号の役割
Avalon® Streaming ソース・インターフェイスまたはシンク・インターフェイスの信号はそれぞれ、 Avalon® ストリーミング信号の 1 つの役割に対応します。 Avalon® ストリーミング・インターフェイスには、各信号役割の 1 つのインスタンスのみを含めることができます。 Avalon® ストリーミング信号の役割はすべて、ソースとシンクの両方に適用され、両方で同じ意味をもちます。
信号の役割 | 幅 | 方向 | 必須 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
基本的な信号 | ||||
channel | 1 から 128 | ソース → シンク | いいえ | 現在のサイクルで転送されているデータの channel 番号です。 インターフェイスでチャネル信号がサポートされている場合、そのインターフェイスでは、maxChannel パラメーターも定義する必要があります。 |
data | 1 から 8,192 | ソース → シンク | いいえ | ソースからシンクへの data 信号です。通常、転送される情報のまとまりを伝送します。 パラメーターではさらに、data 信号の内容と形式を定義します。 |
error | 1 から 256 | ソース → シンク | いいえ | 現在のサイクルで転送されているデータに影響を与えるエラーを示すビットマスクです。error 信号の単一のビットは、コンポーネントが認識するそれぞれのエラーをマスクします。errorDescriptor は、error 信号のプロパティーを定義します。 |
ready | 1 | シンク → ソース | いいえ | High がアサートされると、シンクでデータの受け入れが可能なことを示しています。ready は、シンクによってサイクル <n> でアサートされ、サイクル <n + readyLatency > を Ready サイクルとして示します。ソースでは、ready サイクル中にのみ、valid をアサートしてデータを転送することができます。 ready 入力のないソースは、バックプレッシャーをサポートしません。ready 出力のないシンクでは、バックプレッシャーを行う必要はありません。 |
valid | 1 | ソース → シンク | いいえ | ソースはこの信号をアサートし、ソースからシンクへの他のすべての信号を修飾します。シンクでは、データおよびソースからシンクへの他の信号を、valid がアサートされている Ready サイクルでサンプリングします。他のサイクルはすべて無視されます。 valid 出力のないソースでは、シンクがバックプレッシャーをアサートしていないすべてのサイクルで、暗黙的に有効なデータを提供します。valid 入力がないシンクでは、シンクでバックプレッシャーが行われていないすべてのサイクルで、有効なデータを想定しています。 |
パケット転送の信号 | ||||
empty | 1 から 10 | ソース → シンク | いいえ | 空のシンボル、つまり有効なデータを表していないシンボルの数を示します。empty 信号は、各ビートに 1 シンボルのインターフェイスでは必要ありません。 |
endofpacket | 1 | ソース → シンク | いいえ | ソースによってアサートされ、パケットの終わりを示します。 |
startofpacket | 1 | ソース → シンク | いいえ | ソースによってアサートされ、パケットの開始を示します。 |