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6.3.1. シンボルごとのユーザー信号
名前で示されているように、データでは、シンボルごとのユーザー信号 (symbol_user) を各シンボルに定義します。データ内の各シンボルでは、ユーザー信号をもつことができます。例えば、データ内のシンボル数が 8 で、symbol_user の幅が 2 ビットの場合、symbol_user 信号の合計幅は 16 ビットです。
symbol_user は、データが有効な場合にのみ有効です。データが有効な場合、ソースでは、サイクルごとにこの信号を変更することができます。シンクでは、空のシンボルの symbol_user ビットの値を無視することができます。
この信号をもつソースが、インターフェイスにこの信号をもたないシンクに接続されている場合、ソースからの信号は、生成されたインターコネクトで停滞します。
この信号をもたないソースが、インターフェイスにこの信号をもつシンクに接続されている場合、シンクの入力ユーザー信号は 0 に結び付けられます。
ソースとシンクの両方で、データに同じ数のシンボルがある場合、両方のユーザー信号の幅を等しくする必要があります。これに従わない場合は、接続することができません。
幅の広いソースが幅の狭いシンクに接続されており、両方にシンボルごとのユーザー信号がある場合は、その両方で、それぞれのシンボルに関連付けられているユーザー信号のビットが等しくなるようにする必要があります。例えば、16 シンボルのソースで 2 ビットのユーザー信号が各シンボルに関連付けられている (合計 32 ビットのユーザー信号) 場合、4 シンボルのシンクには 8 ビット幅のユーザー信号が必要です (各シンボルに 2 ビットが関連付けられる)。データ・フォーマット・アダプターでは、16 シンボルのソースデータを 4 シンボルのシンクデータに変換し、32 ビットのユーザー信号を 8 ビットのユーザー信号に変換することができます。データ・フォーマット・アダプターは、シンボルと対応するユーザー信号のビット間の関連付けを維持します。
同様に、幅の狭いソースが幅の広いシンクに接続されており、両方にシンボルごとのユーザー信号がある場合は、その両方で、それぞれのシンボルに関連付けられているユーザー信号のビットが等しくなるようにする必要があります。例えば、4 シンボルのソースで 2 ビットのユーザー信号が各シンボルに関連付けられている (合計 8 ビットのユーザー信号) 場合、16 シンボルのシンクには 32 ビット幅のユーザー信号が必要です (各シンボルに 2 ビットが関連付けられる)。データ・フォーマット・アダプターでは、4 シンボルのソースデータを 16 シンボルのシンクデータに変換し、8 ビットのユーザー信号を 32 ビットのユーザー信号に変換することができます。データ・フォーマット・アダプターは、シンボルと対応するユーザー信号のビット間の関連付けを維持します。パケットがデータ幅の比率よりも小さい場合、データ・フォーマット・アダプターは、それに応じて空の値を設定します。シンクでは、空のシンボルに関連付けられているユーザービットの値を無視する必要があります。