Avalon® インターフェイスの仕様書

ID 683091
日付 9/26/2022
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ドキュメント目次

3.1. Avalon® Memory-Mapped インターフェイスの概要

Avalon® Memory-Mapped ( Avalon® -MM) インターフェイスを使用して、ホストおよびエージェント・コンポーネントの読み出しおよび書き込みインターフェイスを実装することができます。次に、メモリーマップド・インターフェイスが通常含まれているコンポーネントの例を示します。
  • マイクロプロセッサー
  • メモリー
  • UART
  • DMA
  • タイマー

Avalon® -MM インターフェイスは、単純なものから複雑なものまでさまざまです。例えば、固定サイクルの読み出しおよび書き込み転送を備える SRAM インターフェイスは、単純な Avalon® -MM インターフェイスを使用します。バースト転送が可能なパイプライン・インターフェイスは複雑になります。

図 5.  Avalon® -MM エージェントにおける転送に焦点を当てた図次の図は、標準的なシステムを表しており、 Avalon® -MM エージェント・インターフェイスのインターコネクト・ファブリックに対する接続を強調しています。

Avalon® -MM コンポーネントには通常、コンポーネントのロジックに必要な信号のみが含まれます。

図 6. エージェント・コンポーネントの例次の図に示されている 16 ビットの汎用 I/O ペリフェラルは、書き込み要求にのみ応答します。このコンポーネントには、書き込み転送に必要なエージェント信号のみが含まれます。

Avalon® -MM エージェントの各信号は、1 つの Avalon® -MM 信号の役割にのみ対応します。 Avalon® -MM インターフェイスでは、各信号の役割の 1 つのインスタンスのみを使用することができます。