インテルのみ表示可能 — GUID: vmk1623449869008
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6.1.5.1. オープンソースのCvPアップストリーム・ドライバーのLinuxシステムへのインストール
CvPドライバーのインストールは、同じカーネルバージョンに対して1度だけ行う必要があります。
- Ubuntuを使用していて、カーネルをビルドするためにツールのインストールが必要な場合は、次を実行します。
sudo apt-get install bison sudo apt-get install libncurses5-dev sudo apt-get install libssl-dev sudo apt-get install libncursesw5-dev sudo apt-get install -y libelf-dev sudo apt-get install git sudo apt-get install flex sudo apt-get install -y xz-utils
- カーネルソースをダウンロードします。インテルは、github4 のaltera-opensourceのデフォルトのカーネルバージョンを使用することをお勧めします。次のコマンドは、githubのaltera-opensourceからカーネル・ソースコードを取得します。
コマンド例:
git clone https://github.com/altera-opensource/linux-socfpga
- カーネル・コード・フォルダーを /usr/src に保存します。
- 以下を使用して、ブランチをチェックアウトします。
cd linux-socfpga git checkout socfpga-v5.15.30-lts
- (この手順は、kernel.orgからバージョン5.9以下をダウンロードした場合にのみ必要です。5) 次のパッチをインストールする必要があります。
- カーネルモジュールをビルドしてインストールします。
- カーネル・ソース・フォルダーに移動します。cd /usr/src/linux-socfpga を実行します。
- 既存のコンフィグレーションを新しいカーネルにコピーします。cp -v /boot/config-$(uname -r) .config を実行します。
- 次のコマンドと手順を使用して、Altera CvP FPGA Managerをカーネルモジュールとしてイネーブルします。
- make menuconfig を実行します。
- GUIで、Device Drivers > FPGA Configuration Frameworkに移動します。Altera CvP FPGA ManagerおよびFPGA Manager DebugFSを * に設定します。コンフィグレーション設定を .config ファイルに保存します。
- .config ファイルを確認します。次の3つの行項目をイネーブルする必要があります。
- CONFIG_FPGA=y
- CONFIG_FPGA_MGR_DEBUG_FS=y
- CONFIG_FPGA_MGR_ALTERA_CVP=y
- カーネルをコンパイルします。Make -j 12 を実行します。
- カーネルモジュールをインストールします。
- export INSTALL_MOD_PATH=/usr/src/linux-socfpga を実行します。
- MODPATH="INSTALL_MOD_PATH=/usr/src/linux-socfpga" を実行します。
- ARGS="$MODPATH" を実行します。
- make $ARGS modules を実行します。
- sudo make modules_install を実行します。モジュールのバージョンをConsoleウィンドウの最後の行で確認します。名前は、カーネルビルドのバージョンと .config ファイルによって異なる場合があります。
- "sudo make install" を実行します。Linuxイメージとinitrdイメージが、モジュールバージョンに従って作成されていることを確認します。
- (この手順は、Ubuntuを使用している場合にのみ必要です) Grand Unified Bootloader (Grub) Boot Loaderの設定を変更します。この手順は、Linuxの初めてのカーネル・インストールで適切なカーネルバージョンで起動するために必須です。
- 指定するカーネルモジュールのバージョンを特定します。
- grub-mkconfig を実行します。
- cat /boot/grub/grub.cfg を実行します。
- submenu と menuentryを検索して、カーネルのインストール中に作成されたLinuxイメージとinitrdイメージを特定します。以下に示す例では、submenu 'Advanced options for Ubuntu' と menuentry 'Ubuntu, with Linux 5.15.30+' は、指定するカーネルバージョンが Advanced options for Ubuntu>Ubuntu, with Linux 5.15.30+ であることを示しています。
- 元に戻す必要がある場合に備えて、Grubファイルをバックアップしてください。
- sudo cp /etc/default/grub /etc/default/grub.bak を実行します。
- Grubファイルを表示します。
- cat /etc/default/grub を実行します。
- cat /etc/default/grub を実行します。
- Grubファイルを更新します。
- gedit/etc/default/grub を実行します。
- 前で特定したとおり、目的のカーネル・モジュール・バージョンを指定するように GRUB_DEFAULT を変更します。
- 例: GRUB_DEFAULT = "Advanced options for Ubuntu>Ubuntu, with Linux 5.15.30+"
- 変更を保存します。
- Grubの変更が有効になっていることを確認します。
- sudo update-grub を実行します。
- sudo update-grub を実行します。
- 指定するカーネルモジュールのバージョンを特定します。
- システムを再起動し、インストールされているカーネルでシステムが再起動することを確認します。
- reboot を実行します。PCが正常に再起動できるようにします。
- uname -mrs を実行します。以下に示すように、インストールされているカーネルバージョンでシステムを再起動する必要があります。
4 socfpga-v5.15.30-ltsおよびsocfpga-v5.10.110-ltsは、インテルQuartus Primeのバージョン22.2以降のインテル・ハードウェアでテストされたバージョンです。
5 インテルは、githubのaltera-opensourceのデフォルトのカーネルバージョンを使用することをお勧めします。