Advanced Link Analyzer: ユーザーガイド

ID 683448
日付 4/27/2022
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ドキュメント目次

2.1.5. IBIS-AMIラッパー

インテル®は、IBIS-AMIラッパー機能により、インテルのトランシーバー・デバイスのサポートにさらなる機能と柔軟性をもたらします。利点は次のとおりです。
  • IBIS-AMIモデルに加えて、次のような拡張機能を提供します。
    • 共同のトランスミッターとレシーバーのリンク最適化
    • リファレンス・クロックのモデリング
    • トランスミッターPLLのモデリング
    • 精度の段階的な向上
  • ユーザー・エクスペリエンスの向上
    • IBIS-AMI設定とAdvanced Link Analyzer Control Moduleのグラフィカル・ユーザー・インターフェイスの統合
    • シングルクリックでの インテル® のIBIS-AMIモデルの選択およびコンフィグレーション
    • リンク設定に従ったデバイスの自動的なコンフィグレーション
  • プラグアンドプレイのデバイスモデル
    • インストール後のモデル更新の許可
インテルのトランシーバー・モデルを追加または変更するには、次の2つの方法があります。1つ目の方法は、Model Importerウィザードを使用することです (手順については、Device Model Importerを参照)。2つ目の方法は、次の手順を使用してトランシーバー・モデルを手動でインポートすることです。
  1. Advanced Link Analyzerを閉じます。
  2. マイ・インテル・サポートからIBIS-AMIモデルを取得します。
  3. 指示されたフォルダー名で、C:\Users\<Your User or Account Name>\AdvancedLinkAnalyzer\<current version>\Database\ に新しいフォルダーを作成します。例えば、 インテル® Stratix® 10 Lタイル・トランシーバーの場合、フォルダー名は S10L です。 インテル® Stratix® 10 Hタイル・トランシーバーの場合、フォルダー名は S10H です。 インテル® Stratix® 10 Eタイルの場合、フォルダー名は S10E となり、 インテル® Stratix® 10 Pタイルの場合のフォルダー名は S10P となります。 インテル® Agilex™ Eタイルの場合、フォルダー名は AG_E となり、 インテル® Agilex™ Pタイルの場合のフォルダー名は AG_P となります。
  4. IBIS-AMIモデルに関連付けられたすべてのファイルを、3 で作成したフォルダーにコピーします。
  5. すべてのパッケージモデルを、3 で作成したフォルダーにコピーします。
  6. オプションで、追加ファイルをデータベース・フォルダーにコピーします。

インテルのIBIS-AMIモデルをインストールしてAdvanced Link Analyzerを再起動すると、新しいデバイスがデバイス選択メニューに表示され、使用できるようになります。

Advanced Link Analyzerは、以下を含むIBIS-AMI Wrapper機能をサポートしています。
  • IBIS-AMI GUIの統合
  • パッケージモデルのカプセル化
  • 共同トランスミッター (サポートされているトランスミッター・モデル用) とレシーバーのリンク最適化
注: IBIS-AMI Wrapperは、一部のインテルデバイスのみをサポートします。サードパーティー製およびその他のインテルのトランシーバーには、Advanced Link AnalyzerのIBIS-AMIモデル・インターフェイスを使用してください。