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2.4.6. メモリーの最適化 (M20K/MLAB)
M20Kメモリーブロックは、デザインの消費電力の大部分を占めます。 Fitter RAM Summary Reportには、デザインのさまざまな部分のメモリーブロックの使用率が表示されます。
図 30. Fitter RAM Summary Report
メモリーの使用を最適化するためのガイドラインは次のとおりです。
- 深度の浅いメモリーをM20KからMLABへポートする
例えば、HDLでramstyle属性を使用し実装します。
(* ramstyle = "MLAB" *) reg [0:7] my_ram[0:63];
- 書き込み中の読み取り動作を避け、(HDLレベルで) 可能な限りDon't careに設定する
書き込み中の読み取り動作は、シングルポートおよび双方向デュアルポートRAMの消費電力に影響を与えます。Don't careは、読み取りイネーブル信号を既存の書き込みイネーブル信号 (存在する場合) の逆に設定する最適化を可能にします。これにより、RAMのコアをシャットダウンすることが可能になり、スイッチングが防止されることで大幅な消費電力の削減になります。
- 入出力レジスターをM20Kにパッキングする