インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: 消費電力の解析と最適化

ID 683174
日付 4/01/2019
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ドキュメント目次

2.1.4.2. ハード・ロジック・ブロックの数と種類

より多くのロジックエレメント (LE)、乗数要素、メモリーブロック、トランシーバー・ブロック、またはHPSシステムを備えるデザインは、より少ない回路素子を備えるデザインよりも多くの電力を消費する傾向があります。各回路素子の動作モードもまた、その回路素子の電力消費に影響を与えます。

例えば、18×18の乗算を実行するDSPブロックと、積和演算を実行するDSPブロックでは、各遷移での充電内部容量が異なるため、異なる量の動的電力を消費します。回路素子の動作モードも静的電力に影響します。